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今週のテーマ会議番号:2215
最近、命の息吹感じてますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2007年07月09日より
2007年07月13日まで
円卓会議とは

柴内晶子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
円卓会議議長一覧
皆さん今週のサーベイも終わりに近づいてきましたね。熱心なご投稿にいつも感謝しております。 今回は伴……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 猫と暮らした家 (ミーチェ・東京・パートナー無・49歳)
愛猫の闘病、お別れと辛い日々が続いていたため、久しぶりにサイトを訪問しました。家族を亡くした後、ずっと一緒に暮らし、小さな体でたくさんの幸せを運んでくれた猫です。姿が見えなくなって広々と感じる空間、冷たい空気に在りし日の愛猫の存在を感じ、感謝の気持ちでいっぱいになります。目に見え、手で触れる温かさから命の息吹を感じ取って、もっと抱きしめてあげたかった、と後悔の涙も止まりません。この涙を少しずつ小さな命への愛情に変えていきたいと思っています。

yes 命の力強さ (すず子・東京・パートナー有・33歳)
私はちょうど妊娠中です。妊娠初期の頃は、通常よりも1週間程度発育が遅く、この時期で発育が遅いと流産する可能性が高い、とい言われていました。が、それを持ちこたえた今、おなかの中で赤ちゃんが動くたびに、命の力強さを感じています。

yes ツバメ (鳰・栃木・パートナー有・53歳)
今朝、ツバメが2羽かえっていました。親? 子? また卵を産むのかしら? 他の子ども達はどこ? 私は、これまで飼い犬、猫は動物でも心の通い合う家族と思ってはいても、野生の動物たちとは無理だと思っていました。でも、このツバメたちに軒を貸し落ちた雛を助け、見守っているうち、野生でも、人が関わったり家族と感じられることもあるんだと思いました。「人も自然の一部」なんですね。これから梅雨が明けると、うちの庭はセミの羽化ラッシュになります。沢山の命の生まれる庭です。

yes 我が家のダンゴ虫 (目指せ!コンサルできるライター・東京・パートナー有・40歳)
3歳の息子は保育園で「虫探し」に熱中。「昆虫」ではなく、ダンゴ虫とかミミズとか「普通捕まえないでしょ!」という類のものばかり好んでいるようです。先日なんと持ち帰ってきてしまったので、困っていたら「ダンゴ虫さんかくれんぼしてるんだよ、葉っぱのところで。」と。確かに2匹のうち1匹が葉っぱの下から出たり入ったりしているのがかくれんぼみたいではあります。なんだかおかしくなってしまい、大きい箱に入れ替えてやったら暗くなるまでベランダで眺めていました。

yes 目にすることのない世界 (松蔵・海外・パートナー有・38歳)
科学偏重の社会で育てられた私達大人は目に見えないものを必要以上に軽視し排除してきたのではないでしょうか。21世紀に入り、世界はどんどん目に見えない力を受け入れる方向に向かっていると思います。実際目に見える世界は非常に限られたもので目にすることのない世界が大部分なのだと私は思います。例えば言葉の占める割合は2割程度、体や顔がコミュニケーションの大部分を担っているといいます。相手が感じていることを感じ取る能力や直感を意識し、高めていくことは重要だと思います。

yes 野菜を見てリラックス (masako11)
疲れている時に野菜を見ていると、なぜか、とてもリラックス出来ます。スーパーの野菜売り場では、最近は「○○農園のトマト」いったように、栽培した農家の名前が明記されていることがあります。買うときに、野菜が育っている様子を思い浮かべると、野菜が生きているんだと感じます。田舎から取れたて野菜が送られてくるのも、大地のめぐみを感じることが出来て、嬉しいです。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「命の息吹」は平和な世界と自然と融合した世界の源に……
皆さん今週のサーベイも終わりに近づいてきましたね。熱心なご投稿にいつも感謝しております。

今回は伴侶動物医療に日々接しながらわたしが感じる素朴な問いかけに、非常にグローバルな視点で、自由に感ずるままをお答えいただいて、本当にうれしいです。毎日の食事の中で私たちの命を支えてくれている静かな存在に。精密機械のように完成された美しさをもつ昆虫に。それに夢中になる愛し子達に。空にひらめく自由な鳥たちに。自らの胎内の胎動に。偉大な自然環境に、暖かく優しい私たちの家族:伴侶動物達に。目にみえるものだけでなく、潜在的に限りないコミュニケーション能力の可能性を秘めた人間そのものに……。皆様のありとあらゆる無限大の感性の拡がりを感じさせていただいた1週間でした。

わたしの職場では出産もあります、病気もあります、そして、死に至る病もあります。そして全快した歓びに湧く瞬間もあります。現代の伴侶動物医療における獣医学はEBM(エヴィデンス・ベースト・メディスン=Evidenceに基づいた医療)に基づく事が重要とされており、全てのケースはPOMRという診断方式で一つ一つ丁寧に問題点をリストし、その中から診断となる病気を割り出す科学的な方法で行われることが常となっています。

それでも……100%獣医学的に説明仕切れることばかりではありません。経験を積むと、きっともうすぐ「生まれる」、もうすぐ「治る」ことがなんとなく感じで「わかる」ようになるのと同様、「死期」についても敏感になります。理屈では言い表せない感性が徐々に働き出すようです。

ここで強く感じたことは、皆様の投稿の中で日を追う毎に1人の方のコメントが前の方のコメントにどこかでつながり、私の問いかけに敏感に反応され、毎日コミュニケーションの可能性の輪が広がっていくということです。こうしてサーベイに参加して何かを感じてくださった皆様が、明日から、もしかしたら1年後に、ふとこの時の「言葉」「イメージ」「感じたこと」を思い出して、なにかのきっかけにしていただけるかもしれないということです。

人々の能力は、他者とのコミュニケーションで何倍にも広がっていく無限大の可能性を秘めていると感じます。そういう事が実際の行動へのきっかけになるのかもしれません。私たちは理屈なく目にみえないものでつながっているのかもしれませんね。そうしたお互いのつながりで生まれる大きなエネルギーをより良い方向へ発揮できたら、どんなに素晴らしいでしょう。世界は大きく変わっていけるでしょうね。

このイーウーマンのサーベイも、そう言う意味で他にない価値があると思います。わたしが初めてサーベイキャスターとして参加させていただいたときに、何百人もの皆さんが同じテーマに投票し、考えを共にしてくださるということに、とても感動しました。コミュニケーションから何かを生み出す、今まで知らなかった何かに気づく、という能力は人間に贈られた大きなギフトですね。

それなのに、私たちは自然の世界から生まれ出でてきて、賢い「考える頭」を持ちながら、今自らの首をしめるような状況に陥っているのでしょうか? 私たち自身の命って?自分以外の生き物の命って? 私たちが生きているこの環境って? 人生を大切に生きるってどういう事なんだろう? 人と人との絆、人と伴侶動物との絆がつむぎあい、親しみ合い、慈しみ合い、愛しみ合う瞬間が行く度々もなく、繰り返されている反面、きっと同じだけ人と人とは憎しみ合い、争い、殺し合っても来たのだろうとひしひしと感じます。

多くの人々が、わたしたちの世界にこれから一番必要なものは何なのか、自然界の一員として、その歓びを感受しながら、心から誠意を尽くして考える機会が一瞬でも多いことを祈ってやみません。

「命の息吹」は皆さんが気づくと気づかざるに関わらず、常に赤々と皆さん1人1人の中に息づいているのだと思います。その大切さに常に敏感にいれば、きっと人類はネガティブな争いや破壊的行動から遠ざかっていけるはずでは……と感じざるを得ません。命の息吹は平和な世界。より自然と融合した世界を作る源にならないでしょうか?

伴侶動物医療の現場では、「死に至る病」はありますが、その中に「絶望」という病名はありません。動物たちはたとえ、命の灯火がわずかになっていても、それに憂えることは一瞬たりともありません。

その命の息吹は燃え尽きる最期の「瞬間」まで常に赤々と燃え続け、絶対に生をあきらめません。人間は聡明な頭脳で自分自身の将来が見える分だけ、自身の「生」への謙虚さを欠いてしまう時があるのではないでしょうか? あきらめることなく、私たち全員の「生」と自然環境と争いのない世界を追究し続けたいと思います。

1週間ありがとうございました。

柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
柴内晶子


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