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今週のテーマ
会議番号:2142
医療の将来に不安はありますか?
投票結果
92
8
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64票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年04月09日より
2007年04月13日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
けろすけさんの言う「不摂生な人」の保険料に差をつけろという議論ですが、いかに健康に気をつけていても事……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
医師の質の向上と一緒に (worldy・兵庫・パートナー有・37歳)
とても、不安です。私が通っていた整形外科は第三次医療の病院に指定され、高度医療はしてくれるのですが、単純な手当はしてくれません。左手の不自由な私は、骨が折れても、その病院でしか対応できません。しかし「こんなことで来るな」的な先生も多く、困惑します。椎間板ヘルニアを抱えていて手術していますが、違う第三次医療の病院に変えるつもりです。丁寧な先生が多くいて、きちんと対応してくれる病院に変えます。それなら負担コストが上がっても文句は言いません。
必要な時に適切な医療の享受 (youyouchan・千葉・パートナー無・30歳)
「医療の消費者」から望むのは、必要な時に適切な医療を享受できることです。そのためには「医療の消費者」も自らの健康状態を把握している必要があると考えます。具合の悪い時だけ医療機関に頼るのではなく、健康診断・人間ドックなどを受診することが、今後はもっと重要になってくるのではないでしょうか。そして信頼できる医療機関を知り、選択できる「医療の消費者」でありたいと思います。今年は必ず健康診断を受診します。
不摂生な人からもっと徴収して (けろすけ・東京)
医療費の財源となる保険料の基準を見直してほしいと思います。所得などで決めるのではなく、「健康にどれだけ気をつけているか」で差をつけてほしいです。私自身はタバコも吸わないし、食べ物や生活リズムも気をつけ、もう何年も医者にかかっていません。なのに、不摂生や暴飲暴食で病気になる人の保険料を、なぜ賄わなければいけないのか、納得できません。そういう人からはもっと徴収して不公平感をなくさないと、全員一律で負担を強いられるのはおかしいと思います。
せめて受け入れさせて! (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・34歳)
ICUで勤務しています。この春、7対1看護実現のため、救命病棟が半分閉鎖されました。反対し続けましたが、元々医師の数も少ないのですから、声が小さかったのでしょうね。もちろん、すぐに予想通りの影響が明らかになりました。「搬送中死亡」が発生したのです。当救命センターが受け入れを断れば、患者さんは40分以上離れた他の救命センターへ行くしかありません。日中ならヘリがありますが、夜間は無理です。訴訟になる前に、せめてベッド数が元のレベルとなるように祈るばかりです。
今できることを (eowyn・栃木・パートナー有・34歳)
日本はCTの保有数が米国の2倍です。装置を保持するためには撮影しなければなりません。つまり必然と『とりあえず』検査が増加します。CTの撮像はX線撮像より保険点数が高く、被爆も多い場合がほとんどです。しかし撮像された多量のデータを読むのは、高い専門性と時間が必要。結果、無駄な医療と医療費が発生します。データを有効活用するソフトには保険点数がつきません。故にデータはあれども見逃されてしまいます。このような現状の馬鹿げた事例の数々を世間が知り、削減していくことが、医療費削減の第一歩だと思います。
イギリスの失敗に学べ (rio2・北海道・パートナー有・37歳)
医療費を抑制することを優先し過ぎて、イギリスの医療は崩壊したと言われています。OECD中一番安上がりでやってきた日本の医療のいいところを活かすべきで、これ以上人件費も出せないような状態にまで、医療費を削るべきではないと考えます。当直明けも休みをきちんととれるようにすれば、どう考えたって医者は足りません。それを厚労省が放置すれば、イギリスの失敗の二の舞になると思います。私は内科医ですが、休日が保証されない日本から、いつか海外に脱出してのびのび仕事したいと思います。
良い医療人が育つために (ukon38・広島・パートナー有・47歳)
私は医療技術者の養成校に事務職で勤めています。最近卒業生の声を聞き、驚いたことがあります。このところの景気回復で、営業などの一般職のほうがお給料も高いので、介護の資格を持ちながら、泣く泣く(介護の仕事から他に)転職すると言うのです。介護職は中小の施設が多く、お給料の体系も整備されていません。男性で結婚を考えた場合、介護職には将来的な展望が見えません。せっかく志のある人たちがいるのに、国は手をこまねいて医療職離れを見ていていいのか、早く補助金等の対策を打っていただきたいです。
3日目の円卓会議の議論は...
「医師不足は各国比較でも歴然」
けろすけさんの言う「不摂生な人」の保険料に差をつけろという議論ですが、いかに健康に気をつけていても事故に遭う可能性がないとはいえません。それにガンなどは、不摂生かどうかとあまり関係がないかもしれません。その意味では、自動車保険などと違ってメリット制の導入というのもむずかしいのではないでしょうか。ただお気持ちはわかります。
youyouchanさんの言われる「必要なときに適切な医療の享受」がたぶん理想の形なのでしょう。問題はそうするためには医療供給側に十分な設備と十分な医師や看護師がいなければならないということです。rio2さんやぱーと救急医さんが言われるように、いま医療現場には人が足りません。大雑把な言い方ではありますが、
OECD諸国の中で、1,000人当たりの日本の医師の数は2.0人とほぼ最低ライン
にあります(日本より少ないのは、メキシコ、韓国、トルコだけです)。平均が2.8人ですから医師の数を4割増やさなければならないという計算になります。このためには10万人を越える医師を養成しなければなりません。
もちろん
それだけの医師や看護師を配置するということになると、
現在32兆円の国民医療費は間違いなく40兆円を越えるでしょう。この増えた分を誰が負担するのかという問題があります。eowynさんが言われるように医療費が無駄に使われている部分もありますが、それらを全部削ったとしても(削れば病院経営に悪影響が出るのですが)、この増加分は賄えません。僕自身は32兆円という医療費は決して多くはないと思っています。
日本の国民負担率(税金や年金、健康保険料などの負担の割合)は、38%程度
でこの水準は先進各国の中では高くありません。アメリカが日本より低いぐらいで、イギリスやドイツ、フランスははるかに高いのです。スウェーデンにいたっては70%を越えています。つまり私たちはもう少し負担してもいいから医療の体制をきちんとすべきだという議論をすることが可能なのです。
現在の流れはいかに医療費を抑えるか、そのための病院の統廃合、株式会社による病院経営の導入などが実施あるいは検討されています。しかし医療というのは市場原理に本当に馴染むのかどうか、その検証は決して十分になされたとは言えません。市場原理導入ではアメリカが先進国ですが、アメリカの医療は数多くの矛盾を抱えています(是非、連続ドラマのERをご覧ください)。
日本の医療を支えるために
もっとわれわれ国民が税金なり保険料なりで負担をしてもいいと考えますか? それともやっぱり安くすべきだと思われますか。
皆さんの投稿をお待ちしています。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
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