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今週のテーマ会議番号:2142
医療の将来に不安はありますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2007年04月09日より
2007年04月13日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
たくさんの投稿、ありがとうございました。それにしても、やはり相当の方が日本の医療の将来に不安を抱いて……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 書ききれません (鳰・栃木・パートナー有・53歳)
開業医です。国の医療費抑制、国民の負担増政策の結果は悲惨なものです。中小病院はどこも経営困難で閉鎖の危機。年々かさむ人件費や材料費を、どうやったら削減された医療報酬でまかなえるのか? 患者負担が増えれば軽いうちは医治を受けず、重症になって莫大な医療費がかかるという逆効果。金がなければ死ねと言うのでしょうか。医療崩壊はこの地でも現実になっています。1つの病院閉鎖で患者があふれ出し、中核病院は常に満床です。救急患者拒否も日常的。医師・看護師は疲労困憊で、いつ事故が起きても不思議ではありません。

yes 現場で感じている医師不足 (白い炎)
私は内科系医師7年目で、地方大学病院に勤務しています。卒業時には、まさか研修医制度の変更による医師不足によって苦労するとは予測していませんでした。私自身、複数の関連病院の外来にも非常勤の形で勤務していますが、いくつもの科が非常勤への切り替えや、閉鎖に追い込まれています。大学病院制度にも問題はあるとはいえ、現状のやり方では到底医師偏在が解消されるとは思えません。そして、問題意識を持ち、また患者思いで熱心な医師ほど仕事の負担が大きくなり、力尽きていくのが現状です。

yes 産科は助産師を活用して (いんこいんこ・大阪・パートナー有・44歳)
産科や小児科は、特に子どものいる女性にとって必要な科ですし、地域によって医療の質に大きな差が出るのは許しがたいです。特に産科に関しては、助産師さんの能力をもっと活用できないでしょうか? 養成機関を増やす、産科勤務の長い看護師には講習後に国家試験を受けられるようにして門戸を広くするなどしてほしいです。

yes ベッド待ちの患者が多い (Struppi・海外・パートナー有・34歳)
私の在住国は日本の医療事情よりも深刻で、医者や看護師の不足はもちろん、病院自体が不足しており、ベッドの数が足りないため入院するのにも待たされます。重症なのに入院できないので、そのベッド待ちの間に亡くなる方も多いと聞きます。私は幸い今は元気ですが、歳を取って大病になった時どうしよう、と不安です。その前に医療のもっとしっかりした国へ移住したいです。

yes 特定分野での不足と華麗化 (ナカサワ・東京・パートナー有・37歳)
指摘されているように産科と小児科の減少が本当に心配です。かたや眼科や皮膚科など、緊急性のない(?)医院はどんどんゴージャスにサロン化している所もあって、患者さま集めに必死な感じがします。医療関係者の方には、医療を志した初心を忘れずに持ち続けていてほしいと思います。離職や、激務を減らすための環境作りもしていってほしいです。

no 都心だから? (あきんぼ・東京)
都心に住んでいるためでしょうか。子どもの頃と今を比較しても、医療の状況が変わってきているように感じず、不安なんて考えたことがありませんでした。ニュースで目にする、地方の医療の状況は問題だと思うし、(そこに住んでいる)当事者にとっては厳しい状況だと感じています。医療の面でも、格差が開いているようには思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「5000万円出しても医者が来ない」
たくさんの投稿、ありがとうございました。それにしても、やはり相当の方が日本の医療の将来に不安を抱いておられるようですね。あきんぼさんのように都心にお住まいだから今は不安に感じていないという方もおられると思いますが、医療の量の問題と同時に質の問題が生じてくれば、都心も例外とはいえなくなるかもしれません。

現在の問題でいちばん注目されているのは、やはり医師の不足、看護師の不足ですね。不足すればするほど現場がそのしわ寄せできつくなり、きつくなればなるほど現場から人がいなくなります。日曜の新聞に、地方の自治体の病院で医師の確保のために4500万円で1人の常勤医を雇っているという記事が出ていました。その病院は院長1人しかおらず、平日は昼間勤務した後、毎晩当直するのだそうです。また5520万円で産婦人科医を雇ったけれども、病院に寝泊まりするような勤務になってしまった結果、医師は1年で退職したといいます。

こういった実態にも驚きましたが、全国平均で常勤医の給与(時間外、期末手当を含む)が平均年齢42歳で1600万円ほどと知ってまた驚きました。診療科目によって勤務の厳しさは相当違うと聞きますが、それにしても世間的な高給イメージとはほど遠いものがあります。医療関係者があまりにも過酷な勤務を強いられている実態は、私たちはあまり知りません。今回も、医療の現場から危機感をもった投稿がたくさん来ています。

さて、皆さんはどんな医療が望ましいと思っていますか。病院が十分にあって、医師や看護師が十分にいることを望めば、当然、医療費総額はもっと増えます(医療費の総額は現在32兆円ほどです)。病院を効率的にしようとすれば、人口の少ない地域は切り捨てられる恐れがあります(それは実際に地方自治体病院の統合という形で起きていることです)。要するに私たち(主に患者)がどのような医療を望み、どれだけのコストを負担できると考えるか、そこを明らかにしないと不満や不安を言い募るだけになってしまうかもしれません。現在の厚生労働省は、医療費抑制を掲げていますが、私自身は日本の医療費が多すぎるとは思えないのです。皆さんの投稿をお待ちしております。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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「貯蓄は三角、保険は四角」
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