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今週のテーマ会議番号:2039
あなたは宗教色のない葬式を望みますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2006年11月20日より
2006年11月24日まで
円卓会議とは

井上順孝
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
井上順孝 國學院大学教授
円卓会議議長一覧
宗教色のない葬式を選んだ人の中に、会葬者たちが困らないようにという意見がありました。キリスト教の熱心……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 自分自身でも不思議ですが (nanachann・愛知・42歳)
日常的には仏壇に合掌し、季節ごとの決められたお寺での行事に参加する程度での仏教の信仰です。が、人生最期の見送り時には極楽浄土へ行きたい願望もあるためか、仏式での葬式を望みます。なぜでしょうか……? 自問自答しても不思議ですが、先代や周囲で当たり前のように行なわれている葬式で故人をお見送りしているせいなのか、心の奥底では何かを信仰していたい潜在的願望があるためか。理由は自分でもよくつかめませんが、仏式を望みます。

yes 葬式スタイルシート (junno・神奈川・パートナー有・36歳)
一昨年、遺言書の作成と同時に自分の希望するお葬式のスタイルをまとめてパートナーに渡しました。最後は自分の好きなものに囲まれて見送られたいので、好きなアーティストのCDをかけ、色とりどりのバラで飾り、来ていただいた方にはミルクティーとショートケーキを振舞う、という内容になっています。この通りやってくれないと化けて出る、と脅してあるのでたぶん大丈夫だと思います。

yes 会葬者のために無宗教形式で (もいもい・東京・パートナー有・33歳)
正直自分の葬式など、どのような形式でも良いと思っています。無信教であり、かつ(葬式が行われるときには)自分は死んでいるので。でも、無宗教形式で行ってもらいたいと思っています。以前、仏教形式のお葬式で、その場に来ていた故人と仲の良かった方が、クリスチャンであるためお焼香を辞退していました。会葬者のことを考えると、無宗教形式が良いのではないかと思っています。

yes 宗教に違和感がある (いまいくん・埼玉・43歳)
どうも宗教に違和感があり、それゆえに宗教色のない葬式を望みます。基本的には「唯一絶対神」的なものの存在は信じますが、だからと言って宗教を信じる気にはなれません。なぜならどんな宗教も多かれ少なかれ矛盾を含んでいて、それを自分の中で正当化……というか消化できないからです。そして信じてもいない宗教で葬儀をするってのは、自分も嫌だし、その宗教にも失礼にあたるような気がしますしね。

yes 立場によって違う (Struppi・海外・パートナー有・34歳)
海外に在住していると、宗教が文化と複雑に絡み合った大きな存在であることを痛感します。日本の文化は深く仏教や神道に根ざされているので「無宗教」という言葉はありえないかもしれません。自分の葬式は宗教色のない自然葬か、葬式すらしないでほしいと思います。が、残された者からするとその宗教にのっとった葬式は、故人を偲び続け、悲しさから立ち直る過程で不可欠ではないのかな、と妹が急逝した時に思いました。

no 自分が信じるもののもとで (にゃんみに・宮城・パートナー有・30歳)
私の家系は、暗黙の了解、地縁背景もあり、ある仏教の檀家です。ただし、信仰の自由や宗教の自由、選択の権利、思想の自由は個人レベルにあると思っています。私は家族の中で、自ら選択してキリスト教の門をたたきました。日本人、個人レベルで、積極的に自分の信仰や宗教について考え、捉える機会は少ないと思います。これらは他者に強要するものでもありませんが、自分の最期を自分の望む、信じるものの様式で見送ってもらえれば、自らのことをわかってもらえるのではないかと思います。

no 社会的慣習に従います。 (yukinana・香港・パートナー有・25歳)
私の実家は、静岡で浄土真宗の檀家であり、幼い頃から祖母がさまざまな供養を熱心にしている姿を見てきました。私は何の宗教も信仰していませんが、葬式から始まる行事は、死していく者のためというよりは、残された者のために行うのではないかと思います。お経や僧侶の悟りを聞いて、悲しみを少しでも癒す、また心の拠り所とするのです。荘厳な感じのする仏式でいいと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「誰のことを考えて判断するか?」
宗教色のない葬式を選んだ人の中に、会葬者たちが困らないようにという意見がありました。キリスト教の熱心な信者は仏式にためらうかもしれないし、仏教の熱心な信者はキリスト教式にためらうかもしれないといったことですね。

そうすると、葬式は自分が死んだあとのことなので、宗教色があった場合となかった場合とで、葬儀に関わる人たちの反応にどういう違いが生じるかを推測することが、この問題を考えるときの一つのポイントになるかと思います。宗教色があろうとなかろうと大差ないだろうなと推測する人もいるでしょう。かなり大きな違いが出るだろうと推測する人もいるでしょう。日本の場合は仏式が社会的慣習なので、それに従っても問題ないだろうと予測する人もいると思います。しかし、なかにはいろんな宗教を信じている友人・知人がいる場合もあります。そうすると、仏式に抵抗を感じる人もいるだろうなと予測する人もいるでしょう。そうなると、誰のことをもっとも考えて、宗教色のないものにするかどうかを決めるのかということも、けっこう重要となりそうです。

自分の意志を葬式のあり方にも貫きたいというような、はっきりした意志をもっている人もいるようです。宗教色のない葬式であれ、特定の宗教に基づくものであれ、自分の意志に従って葬式をおこなって欲しいと強く思う人もいるかもしれません。しかし、自分の意志としては、宗教色がない方がいいと思っていても、強く家族に要望するということまではしないという人もいるかと思います。こうしたこともあわせて聞いてみたいところです。

井上順孝
國學院大学教授
井上順孝


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