ホーム > music@ > ハーモニーインタビュー >


アルバムに収録された全33曲、どの曲にも思い出や思い入れがあります。ライブバージョンがボーナストラックにもなっている「新しいシャツ」は、ステージでも必ず歌っている曲。若いころに作った曲は、その後気恥ずかしくて歌わなくなってしまうこともあるけれど、こういうシンプルなラブソングっていうのは永遠なんですね。
わたしが一貫して抱いているラブソングへの思いというのは、「不条理」です。人というのは、どちらが悪いわけでもないのに悲しい思いをすることがあるし、それを誰にも止められない。そういうことがいつもテーマになっています。
男と女というのは、男と男でもいいんですけど(笑)、同じ人間同士だけれどまったく違うものだから、完全には理解し合えないでしょ。100%は理解できないとわかった上で、お互いを尊敬し合い、愛するというのはどういうことなのか……。そういう思いが深いところにあって、いつもラブソングを書いています。
|
 |
ハーモニーインタビュー:大貫妙子
ハーモニーインタビュー へ
 |