今日もそうでした。チャイルドシートを使わずに子どもを遊ばせているドライバーがいました。そのようなケースの場合、わたしはとても不安になります。
アメリカ・バージニアの州政府のプログラムでは、「チャイルドシートに乗っていない子どもを目撃したらはがきで知らせる」というものがありました。一台でも多くのクルマが安全に走るように、と毎日、各地から目撃はがきが政府事務所に届きます。
報告の内容は、たとえば
- 「○月○日○時ごろ、○○通りに住む○氏宅は、2〜3歳の子どもがチャイルドシートに乗っていなかった」
- 「クルマの後部座席にチャイルドシートがあるのに、いつも使わずに助手席にいるので注意をしたら、親の勝手じゃないか、と言われた」
そのようなはがきを1枚1枚読んで、政府担当者は、当該本人に手紙を送り、チャイルドシートの利用が法律で決まっていることや、その安全性を伝えるのです。その上で、収入面などからチャイルドシートの購入が難しいという家庭には、州が無料でチャイルドシートを提供しています。