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91
ワールド・ラーニング代表兼CEO、前ユニセフ事務局長
Carol Bellamyさん

一学期でも、異文化体験を

佐々木

問題解決法を教えるにあたっては、まず、大人であれ子どもであれ、「私は問題が解決できる」と自信を持たせることが大切だと思うのですが、問題解決のためのテクニックや方法論はどうやって教えればいいのでしょうか?

ベラミー

問題は、問題解決能力の欠如だけではありません。今の子どもたちには、自分で思考する能力も欠けているのです。子どもたちは自ら考えることをやめてしまったのです。

佐々木

こんな問題は解けない、と、取り組まなくなっているという意味ですか?

ベラミー

それもあるかもしれませんが、一番の原因は、先進国の子どもたちは、とにかく毎日、やらなければならないことを細かく親や教師によって決めてられているために、それをこなすだけで精一杯で自分の頭で考える余裕もないということにあると思います。

学校でも、放課後も、今の子どもたちは、分刻みのスケジュールをこなしていますからね。親が決めたスケジュールでがんじがらめにしないで、子どもが自由に、自分の頭で好きなことを考えられる時間を作ってやることが大切ではないでしょうか? 

日本や西欧、そして北米のような先進国の子どもたちはおしなべて、開発途上国の子どもたちに比べると、とても恵まれているんです。それを自覚させるためにも、国際的な文化交流の場を設け、国際性と社会性をつちかっていくことも大切だと思います。

一学期間でも、一年間でも、子どもの頃に異文化体験をもつことは、その後の子どもの人格形成のためにプラスになると思います。

技術革新が進んだことによる弊害も確かにありますが、子どもたちはインターネットのおかげで、地球の裏側の子どもたちとメールを交換して、相手の文化や歴史背景を直接知ることができるようになりましたよね。技術革新のおかげで、ひと昔前までは不可能だったことが、今では可能になっているのです。

何と言ってもまだまだ若い。これからどうにでも変わっていけるのです。そのためにも、彼らがもっと自由に意見が言えるような環境や機会を作って行く必要があると思います。

もちろん子どもの意見はすべて正しいと言っているのではありません。ただ子どもの声に真摯に耳を傾けることで、大人が見逃していた事や、大人にはない新しい感性の存在を知ることができるかもしれないのです。

今の子ども社会のなかには、佐々木さんが指摘したように「いじめ」という深刻な問題があります。でもその解決のためには、まず子どもが自由に意見を言える環境や機会を作り、その声に真摯に耳を傾けることから始めるべきだと思いますね。

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