ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第82回 丹下 一さん

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丹下 一さん
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演出家丹下と、俳優丹下
- 佐々木
あっという間に、1時間……。
- 丹下
そうか、そうか。あっという間にたってしまいましたね。
- 佐々木
もう、喋りまくってしまいましたね。さすが俳優さんなので、黙っていてもいっぱい喋ってくださって(笑)。
- 丹下
ちなみに、喋っている僕は、演出家の僕ですね。俳優丹下はしゃべらないんですよ。俳優モードに入ると、僕、喋らないですね。やっぱり、演出家丹下として喋ってるんだと思いますね。
「演出家」なんて自分の口から言うのはおこがましいんですけれども、演出も仕事の一部としている僕が、一生懸命喋っているんだと思いますね。俳優自体は、俳優は本当のことを言うと、皆すごくシャイで照れ屋ですよね。でも、それをどこかで、最初にも言ったように、「俳優だから役者馬鹿でいいんだ」っていうのじゃなくて、「政治も経済も演劇自身の事も、自分の言葉で語れるようになりたい、なるべきだ」と僕自身は思っているので。
- 佐々木
これからも、じゃあ、今のまま?
- 丹下
今のまま。来る仕事は、なんでもやらせていただきたいです。それこそ、本当にイー・ウーマンのサーベイのお話をいただいたときに、「なんで私に?」みたいなのもあったんですけれども(笑)。
- 佐々木
それは、演出家佐々木が、仕組んだことです(笑)。
- 丹下
ありがとうございます。新しい自分に出会わせていただき、やっぱりそれも、そういうお仕事に出会って、「なんだ、面白いじゃない。自分のこういうところ、好きなんだ」って。好きだった自分がいるんですよ、そういうのを、どこか。だから、「来る仕事、なんでもやろうじゃない」っていう。今のままで、一生懸命走る、毎日。
- 佐々木
毎日走る。
- 丹下
ご飯も作る。
24/25
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