ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第79回 澤田 貴司さん

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澤田 貴司さん
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リヴァンプの誕生
- 佐々木
このリヴァンプを作ろうっていうのは、いつぐらいから話になっていたんですか?
- 澤田
ダイエーが終わって、キアコンを畳もうと思った時に、ゲン(玉塚)からたまたま電話があって、「澤田さん、相談したいんだ」って言うんだけど、「俺、ちょっと時間ない。明日からアメリカだ」っていうのが続いたんですよ。で、「会えない」って言って。ちょうどこっちは畳む交渉し始めていた頃で、もうばたばたしていたんだよね。
その後また電話をいただいたときに、ゲンが電話で、「実は、澤田さん、辞めるんです」って言い出して。「お前が辞めるの?」みたいな話になっちゃって、それで「じゃあ会おう。アメリカから帰ってきたら会おう」って言って。会って、「辞めて、なにをやるの?」って言ったら、その時彼は、ファンドだとかに興味を持ち始めて、また、そういう話もいろいろ考えていたんだよね。
それで「ファンドはやめたほうがいいこういう問題がある」とか、いろいろ話をしてたら、「じゃあ、一緒にやりましょう」って二人で意気投合して、「じゃあ会社を作ろう」って。それから一気ですよね。
- 佐々木
すごく両方がいいタイミングで接点を持って、しかも、ファンドはだめだっていう実験済みで、だけど、「やりたい事は、プロセスを大事にする再生だ」っていうことで2人で。
- 澤田
「お金ではなく事業に向き合おう」と。「世の中に、こんなに困っている人がいっぱいいる。そこに純粋に向き合う会社を作ろう」と。だから、「本当に頼られる、付加価値のある会社を作ろう」って言って、すごく意気投合して、「じゃあ、やろう」って話になったの。で、デルの社長をやっていた浜田も、今回参画してくれて。
- 佐々木
仲間がどんどん、じわじわ集まってくるんですね。
- 澤田
もう、最高の仲間。キアコンに残ってくれてたメンバーもほぼ全員来てくれたし、キアコンからいろんな事業会社に出て行ったメンバーも、また戻ってきてくれて、すごく嬉しい。
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