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日本国際ボランティアセンター(JVC)南アフリカ現地代表
津山 直子さん
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分かり合い、理解しあうために大切なこと
- 佐々木
ぜひ、また行ってみたいです。
- 津山
そうですね。いつかは、お子さんと来てくださいね。JVCのホームページには、現地からのスタッフの日記なんかもありますので、読んでいただいたり、あと、こういった、継続的に現地で活動している私たちのような活動を通し、アジア、アフリカ、中東の人々の姿っていうのを、より自分たちの身近に感じていただければ。そして、そういった人たちと心と心がつながるっていうんですか、佐々木さんも南アに行かれて、サムさんと出会ったことによって、南アっていうことが分かったように、物ではなく人を通して分かりあい、理解しあっていくことって大切だなっていうふうに思います。
- 佐々木
本当にそう思います。南アフリカから、学ぶことがたくさんあります。今日はありがとうございました。
対談を終えて
11年ぶりと思えないほど変わらず、むしろ、肌もつやつやして、優しい表情になっていた津山さん。南アフリカの人たちをこよなく愛し、様々な献身的な貢献を続ける彼女の話を聞いていると、経済大国が発展途上国を支援するなどという傲慢な考えはすっ飛んでしまいます。人の心を大切にし、品格を大切にする、そんな仲間同士が、互いに教えあい、学びあい、与え合い、受け取りあう。そんな関係を続けることで、互いが成長していくことを体感しているように思えます。
彼女からの突然の連絡と同じ時期、15年ぶりに、南アフリカの私の大切な友人サムを、インターネット上で発見。電子メールで互いに連絡を取り合いました。自由になって、一歩ずつ歩いている南アフリカと、今の日本を、もう一度見つめなおして、互いに前に進んでいけたらいいのにと、2人との再会を通して感じました。近い将来、南アフリカで津山さんに会いたいなあ。
28/28
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