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パトリック・ダヴィッドさん
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阪神淡路大震災から始まった、日本での活動
- 佐々木
「世界の医療団」の日本における活動は阪神淡路大震災がきっかけになったそうですね。
- ダヴィッド
そうです。1995年の震災の後、私たちは日本の人たちと一緒に未曾有の事態を乗り越えたいと思いました。当時の私たちの活動は象徴的な意味合いの強いものでしたが、それでも現地の様子を知りたいと、情報収集に努め、それに基づき、日本人のボランティアによる救援活動プログラムを作り上げる事ができました。
- 佐々木
何人くらいの医師が来てくださったのですか。
- ダヴィッド
延べ15名の医師を、国際プログラムの関係で日本に派遣したと思います。でも滞在期間はあまり長くありません。医療専門家が私たちの活動に参加するために、長期休暇を取るのはまだなかなか難しいのが現状です。私たちとしても、この現状改善のために、努力はしているのですが……。
しかしこのことがきっかけとなって、日本人の医師や看護師、ボランティアのスタッフが、「スマイル作戦」をはじめとするミッションに参加してくださることになり、それは現在まで続いています。
- 佐々木
「スマイル作戦」とは、実にすばらしいプロジェクト名ですね! 具体的にはどのような活動をしているのですか?
12/27
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