ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第70回 一色 真司さん

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株式会社代々木学園代表取締役社長、代々木高等学院学院長
一色 真司さん
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登校日数、年に2日間でいいんです
- 一色
で、4単位って、時間割表の月曜から金曜まで、大体4コマあるっていうことなんですよ。で、掛ける、大体、年間50週のうち35週ぐらいが稼働なんですね。で、掛けること35。それが4単位相当の、全日制の時間なんです。
ところが通信の場合は、「働きながら」が前提ですから、当然、そういうわけにはいかないんで、その部分を「レポート」っていう形に置き換えちゃうんですね。何時間ぐらい勉強しないと、この1枚のレポート書けないねっていう、性善説に則って仕組みが作られているんです。
それを利用していくと、「スクーリング」→「レポート」→「確認テスト」っていう、この3つで単位を取れるんで、「要は、学校へ行く日っていうのが極端に少なくていいんですよ。たとえば「数学I」であれば、4〜5時間で済んじゃうんですね。
- 佐々木
4〜5時間? 年間の授業数が4〜5時間?
- 一色
そう。1日で終わっちゃうんですよ。まあ、4単位だけの話ですけど。だから、1学年分の25単位前後を通信で取ると、学校に来なきゃいけない、っていう義務は最大でも20日間ぐらいなんです。
それを「メディア学習」などに置き換えることができると、最短は2〜3日の登校でOKなんですね。それだけ学校に来れば、全日と同じ資格が出るんです。
- 佐々木
2日間で!
- 一色
ということは、うちの学校は全日制。毎日やってますよね。だから、「通信の授業ですよ」って散りばめる意識をしなくても、OKなわけなんですよね。だから、意図して通信にしてあるんですね。これ、全日にすると、そういうわけにはいかなくて、やっぱり、全部の課程を、全部やっていかなきゃいけないんですね。
- 佐々木
そうか。だから無認可であったほうがいいってことなんですね。
- 一色
そうなんですよ、逆に動きやすいんです。
- 佐々木
だから、通信講座を集団でやっているようなものですよね?
- 一色
そうです、そうです(笑)。
- 佐々木
自宅で1人で通信教育に取り組むのは、なかなか気力がもたないから、みんなで、集団で、いろんなイベントを通して通信講座を受講してる、っていうイメージですよね?
- 一色
そうです、そうです。
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