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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第63回 池上 彰さん

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63
ジャーナリスト
池上 彰さん

接続詞を一切使わないコメント

池上

それはね、僕はドキュメンタリーのときより後ですね。キャスターになる前で、たとえばあの頃、「ニュースセンター9時」ってありました。木村太郎、宮崎緑の時代です。

そのとき、私がリポートを作るわけです。自分で提案して、カメラマンとディレクターと一緒に行き、その編集作業に立ち会うわけです。編集マンと一緒に作っていくときに、たとえば映像的に17秒しかできないよっていうと、17秒の映像にあわせて15秒、あるいは14秒のコメントを書くわけですよね。

あるいは、ここはどうしてもこれを言わなきゃいけない。この部分は何でもいいから、13秒の映像を作ってよ、って頼むの。言ってみれば、編集マンとけんかをしながらやっているわけですよ。それが勉強になりました。編集マンはこの映像17秒しかもたないよ、20秒のコメントなんか書くなよって言うわけですよね。そうすると、私はやっぱり映像を大切にしたいと思うんです。それはかつて通信部で3年間、自分でカメラマンの仕事もしていたということもあって、わかるわけですね。

17秒の映像だったら、17秒のコメントじゃのらないわけです。息継ぎもあるし、最初はちょっと空けなくちゃいけない。“しかし”じゃだめだというときには、接続詞を抜く。論理がつながっていけば接続詞はいらないんですね。

佐々木

素晴らしい。私も接続詞は嫌いです。特に「さて」が嫌い。

池上

「さて」だったら、論理がないことを自分で認めているわけでしょう。あるいは、「いずれにしても」。なんだよ、それ。だから接続詞は一切使わないコメントを作る。あるいは、時々体言止めをする。体言止めは余りよくないですが、無理やり体言止めしてみたりってことによって、リズムが出てきますよね。それを勉強しました。

佐々木

私もです。この対談の編集時などは、まさにおっしゃったように、接続詞を取り、リズムを出すことを注意しているんです。で、映像もきっと撮られていたからこそ、じゃ、こういう映像と言葉で補い合おう、というようなマッチングが可能だった。

池上

だったと思います。昔そうやって、泥だらけになりながらカメラマンの仕事をしていたことが役に立っているなと思いますね。

佐々木

それは結局、今、池上さんの説明能力がアップする土台になっていらっしゃるんでしょうね。

池上

それはそうだと思いますね。いろんなことを、知らず知らずのうちに知ったということになりますね。

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