ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第58回 パク・ジョアン・スックチャさん

58 |
パク・ジョアン・スックチャさん
|
|
|
自分一人では両立できない
- 佐々木
あの、ちょっとパクさんご自身のことをうかがいたいんですけれども、私、パクさんに初めてお会いしたのって12,3年くらい前ですよね?
- パク
そうですね。
- 佐々木
あの頃は、人事部でしたよね?
- パク
ずっと人事。以前勤めていた会社にいた頃は、私アジア担当していて、私の上司は香港にいるアメリカ人、それから香港にいるイギリス人で、最後はシンガポールにいるインド人だったんですよ。
私の仕事は会社のアジア地区の人事とか教育だったので、日本にいながら、日本人と接する機会っていうのは少なかった。それに私の友達も外資系の人が多かった。だから男女の差が日本の会社にあるのを知って、びっくりしました。私の会社には全然なかったし、他の私の友人たちが勤めている会社でもなかったので。
- 佐々木
その会社を辞められたのはいつですか?
- パク
2000年。
- 佐々木
会社を辞めて、このワーク/ライフ・バランスの研究所を始めたのは何が理由だったんですか?
- パク
直接の理由は、私はアメリカに、出たり入ったりしながら、以前11年くらい住んでたのですが、日本に戻ってきた時に、なんかアメリカと違うって思ったの。前の会社ではアジア地区を担当して、アジアに毎月に行ってた時にも、やっぱり日本とは違うって感じて。
- 佐々木
アメリカと違うだけじゃなかった、アジアとも違うという発見。
- パク
日本は、もちろんいいところも多いし、他の国と似てるところもあるんだけれども、本当にユニークだなって思った。
12/19
|
 |

|
|