ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第42回 江端貴子さん

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江端貴子さん
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優等生が親に反抗?
- 佐々木
どんな子供時代ですか? どんな教育を受けてこられたんですか? 公立の小学校?
- 江端
公立です。学級委員もやりましたし、卒業式の総代も務めました。
- 佐々木
すごい!
- 江端
だから、学校を卒業したら当然、働くものだと思っていましたし…。
- 佐々木
頭の良い、将来性のあるいい子、ということですが、両親への反発などはなかったんですか?
- 江端
私も高校時代には、けっこう反発していましたねえ。小・中学校は、なんとなくそのままgood studentできたのですが、高校くらいになると、自分の実力もわかってきたし、友達からも影響を受けて、「親の言いなりにはなりたくない」と思って、ずいぶん反抗もしましたし…。
- 佐々木
お母上との口げんかとか?
- 江端
口げんかもありましたし、父とも険悪な状態になって…。
- 佐々木
どんな問題でそうなったのですか? 進学ですか?
- 江端
進学や、それから将来のことなど…。基本的には両親とも、私を東大に進学させたかったのです。
- 佐々木
東大か。で、どこに進学を?
- 江端
横浜国大です。私は一期校・二期校があった最後の代で、翌年から共通一次になった世代なんです。もともと実力もないんだけれど、遊び放題に遊んでしまって、みごとに一期校には行けなくて、それで二期校を選んだんです。
本当はね、「手に職を」ということで、私はもともと理数系だったんですよ。数学や化学は得意というか好きだったので、薬学部に進もうと思っていたのですが、一期校にみごとに落っこちてしまって、二期校には薬学部がある大学がなく…。
たぶん地方に行けば、一校くらいあったかもしれないんですが、当然そういう状態なので、地方に娘を出すことを許すような親ではなく…。
- 佐々木
その点は保守的なのですね?
- 江端
そうなの!
12/22
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