ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第34回 久司 道夫さん

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久司 道夫さん
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政治家やリーダーを、食から変える
- 佐々木
どうしても、食の話っていうのは、好きでない表現ですが「女性的テーマ」として理解されていて、政治や経済を動かしている人たちからは理解されにくい気がしていたのですけど、先生のようなバックグラウンドの方が推奨されると、経済界が動くのではないか、と思います。その可能性がすばらしいですね。
- 久司
やっぱりね、それは日本に指導する人物がいなかったことじゃないですか。
- 佐々木
先生がずっとアメリカにいらっしゃるのがよくなかった(笑)。
- 久司
そうですね。そのころはアメリカにもそんなことを指導する人はいなかったしね。だから、やらなくちゃいけないんです。
- 佐々木
先生の食を実践されている方にはどんな方がいらっしゃるんですか?
- 久司
アメリカだと、アル・ゴア。それから、以前大統領候補に名を連ねたこともある民主党のデニス・クシニッチ。クシニッチは100%、玄米とみそ汁。それからね……ぼつぼつおりますよ。共和党にもおります。カーターなんかも半分そうですよ。トム・クルーズとかマドンナ。亡くなってしまったけどジョン・レノン、ジョン・デンバーなんかもそうだったしね。
- 佐々木
実際にお一人ずつ、お会いになっているんですか?
- 久司
そうそう。会って一緒に食事をしたり、話し合ったり。アメリカでは、好きな言い方ではないですが、中流階級から上流階級の方々が、食に対する意識が強いんですよ。でも、もっとファストフードを礼讃している人たちや企業を変えていかなくてはならないということも考えています。
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