ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第27回 大久保ヨシさん

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大久保ヨシさん
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ニューヨークのプロフェッショナルはみんな。
- 大久保
絶対にそう。プロとして「僕でなくちゃダメ」なものが必要なんです。
- 佐々木
やっぱり、ヨシさんは、カット?
- 大久保
そうですね。僕はカットだよね。キレイな面を出すとか、アジアンテイストは、同僚にも「オー!」って言われるよね。ほかの人、できないみたい。
アメリカだと、美容学校を卒業したらすぐに、「僕はカラー」とか「アップ(セット)だけ」とか決めて専門性を高めることがあるけど、日本はまだ少ないみたいね。サロンの経営側もさまざまな年齢層や、ライフスタイルのお客さまに、専門のスタイリストがいるように、人材を配置する。だからとにかく、自分だけの技というのを磨いて、これだけは秀でているというのをつくるのがプロフェッショナルなんです。
- 佐々木
トレンドを取り入れるためにはどんな勉強をしてるの?
- 大久保
ファッションショーを見て、髪型や服、小物なんかのバランスから考えるかな。やっぱり、髪型より服やアクセサリーから流れが始まるから、髪はその後についていくことが多いんです。で、見ていて、インスピレーションがわいてくるんです、作品を作っていく中で。
- 佐々木
作品?
- 大久保
自分の考え出した髪形。
- 佐々木
ファッションショー以外はどんなところで?
- 大久保
美術館を歩くこともあるんですけど、これはまれですが、美術品を見ていてピンとくることもある。音楽を聴いていてひらめくことも。
- 佐々木
そんな技を持ったプロ集団のサロンって、どんな感じ?
7/15
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