ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第24回 鳥越俊太郎さん

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鳥越俊太郎さん
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倍率125倍! 記者として採用された理由は
- 鳥越
それはそうでしたね。5,000人ぐらいの受験者の中から、通るのは40人ぐらいでしたから。
- 佐々木
125倍! 準備しないでふらっと、と言われましたが、何が秀でていらしたとお思いですか?
- 鳥越
学校の勉強ばかりをやっていたわけではなかったからでしょうね。
もちろん、新聞社の採用基準には一定レベルの教養は必要で、まず一次試験がありました。そのほか、文章力がないと駄目でしたね。
それから、8人ぐらいのグループに分けられテーマを与えられて、そこで「一人、1分ずつしゃべりなさい。あとの45分はみんなで好きなように話し合いなさい」という、グループディスカッションがありました。
- 佐々木
そのころとしては、グループディスカッションは珍しかったかもしれませんね。
- 鳥越
うん。それはきっと、教室と下宿を往復していたような優秀な学生にとっては、難しいことだったと思うんですよね。僕がそのグループディスカッションに参加した時にも、実際、しゃべれない人がいましたものね。その人たちはきっと優秀な成績で一次試験を突破してきたんでしょうが、やっぱりダメでしたね。
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