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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第138回 牧野正幸さん

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138
株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者
牧野正幸さん

日本の大企業っていうのはITのコストに、世界の3倍くらい払っている

佐々木

でもそういう、そういう牧野さんは、まあ、始めは資金で苦労もいっぱいしたと聞きましたが、会社を作るとき自分ならできる、と確信していたわけですね。

牧野

いやいや、それはないね。会社を興す前って、コンサルを結構ずっと長くやってて、満足してたわけですね。すごくいい環境だったし、給与もいっぱいもらってたし、仕事もなんかちょっとカッコいいしさ。で、すごく大きなお客さんの担当だったから、難しい仕事もやってたし、そこそこ名前も売れてたから、なんか「やっぱり牧野さんだよね」型コンサルってあるじゃない。あんな感じだったんです。だからすごく満足していたし、起業なんてもう全く自分の考えになかった。

だってすごいリスクあるじゃないですか。起業なんて絶対しないって思ってたけど。やっぱり矛盾に気づいた時点があって。

それが今われわれがやっているビジネスの部分。日本の大企業っていうのはITのコストに、世界の3倍くらい払っているのね。で、こんなに払ってて誰も気づかないっていうのはどういうことだろうって。しかも日本以外のすべての国の3倍ですよ。だから、どこかの国がたまたま少ないとかじゃなくて、日本だけ突出して高いのね。

その高い理由を調べていったら、結局ほとんど世界中の国は、ソフトウエアっていうのは既製品を買ってきて、一番合うやつを使う。だから一番合うと言われているやつはバカ売れするという状況になるんだけど、日本の場合は、大企業は既製品は使うことができなかった。「使えないに決まってるから全部オーダーなんだ」って。だからお金は3倍かかるけどそれはしょうがないって、ずっときてたわけ。

佐々木

全部カスタムメードでね。

牧野

そう。なんでそんなことになってるのかなって。というのもアメリカとかヨーロッパにある日本の現地法人とか、あるじゃないですか。現地法人でも従業員2万人とかの大手。そういった日本を代表するエンタープライズの現地法人は、やっぱりお金かけてないんだよね。ほとんど同じ仕組みなのにお金かけないでシステムができるのは、やっぱり結局何が問題なのって言ったら、要は日本に、大企業向けのそこまでの機能のパッケージのソフトウエアを作る会社が無いのが問題だということになった。

じゃあ誰か作ればいいのにって思ってこっちは待っているわけです。でも誰も作らない。で自分でやろうと思って調べたら、これはとんでもなく時間もお金もかかるから。誰かやってくれないかなって。で結局、誰もやらないのだったら、ということで、ある時諦めて自分でやった。

佐々木

それはすごい覚悟がいる。

牧野

ものすごい覚悟だよね。

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