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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第136回 升永英俊さん

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136
弁護士・弁理士
升永英俊さん

自分が1票以下という意識は誰も持っていないんですよ

佐々木

たとえば、物理的に紙の大きさが違えば、皆気づきますよね。でも、私達は1票の権利をもらっていて自分が紙に書いているこの1票は1票だと思っている。物理的には同じ行為ですから。この一票が、どのような重みでカウントされたかは、あまり意識が及んでいませんでした。

升永

いや、錯覚というか、1票だと思い込んでやっているんです。僕は聞いてみたんです。「あなたは、何票ですか?」と言うと、やっぱり全員、「何でそんな馬鹿なことを聞くんだ?」とか「1票だと思うんだけど……」と遠慮がちに言うわけ。だけれど、自分が1票以下という意識は誰も持っていないんですよ。したがって、私は、4ヶ月前から、一票の格差という言葉を禁句にして、一票の不平等ということにしました。

佐々木

そうですね。自分の1票が、まさか1票にカウントされていないとは思いませんよね。

升永

そんなことは誰も、夢にも思っていないですよ。私も、5ヶ月前迄は、自分は1票もっていると思っていました。5ヶ月前迄は、自分は1票もっているが、1票に格差があるので不当だと思うに止まっていました。一票の格差という言葉に、法律家の私も誤魔化されていたのです。

佐々木

先生が、原稿の中で、「もしも女性が1票で、男性が0.9票だったら」という例がありましたが、あれはわかりやすいと思いました。もし、「男性は1票。女性は全員0.5票として数える」または、逆で「女性の票は1票と数える。男性の票は0.5票として数える」と言われたら、たぶん反乱が起きるでしょう。でも今は、それが住所だから、お隣さんも一緒の不幸を背負っているという意味で、あまり怒らないんでしょうか。周囲の人も、皆同じということで、格差を感じないのでしょうか。

升永

そうですね。男女の例だと感情移入しやすいですよね。皆、真面目に「清き一票」と思って、休みの日曜日に午前中を使って投票所まで行って、3〜4時間使って、帰ってくるわけです。それだけの犠牲を払って、皆投票に行くわけです。ところが、開票時にその箱の半分の投票箱が盗まれたのと同じ、ということですよね。

投票のときには、ある。だけど、開票するときには、票が100票ずつ入っている箱が100箱あったとすると、50箱はどこかに消えて盗まれた、ということと同じなんですよね。

佐々木

そうですよね。あるいは、この地区の人は、2票ずつ輪ゴムで留められて1と数えている、ということですよね。

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