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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第136回 升永英俊さん

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136
弁護士・弁理士
升永英俊さん

60年間にわたる取り組みのお陰で

升永

そうです。それで、前の最高裁の判決があまりにもひどかったもんですから、1人0.5票でも「よくやった」っていうことになったわけですよ。

佐々木

政府の審議会などでも感じますが、確かに長い道のりと苦労を重ねて闘ってきている人たちにとっては、客観的に見てまだおかしなことでも、「ここまで来るのは大変だったよ」と、ある地点で落ち着いてしまうこともありますね。

升永

そういうことなんですよね。この問題では、非常に英雄的な越山先生という弁護士がおられましてね、私も遠くから「おい、あれが有名な越山先生だ」と後姿を拝見したことが1回ある先生なんです。その方が、もう研修所の修習生時代、即ち、弁護士になる前から、そういう運動をされて、もう80歳近いんです。

弁護士になる1年目から「一票の格差」に取り組まれてきて、今でもやっておられるんです。だから、その方の60年間にわたる取り組みのお陰で、ここまで来ているんです。その先生のお陰で、一時は衆議院選挙の選挙権で、一票の不平等が4〜5倍ぐらいがまかり通っていたのが、2倍まで来た、と。

参議院に至っては、もっとひどくて、1人0.2票なわけですよ。0.2票でいい、そこを超えれば、いけない、と。だから、1人0.1票はいけないけれども0.2票だったら合憲、という常識ができているんですね、今は。

佐々木

でも、とても不思議ですね。なぜ2倍で納得しなくてはならないのか分からない。

升永

一部の法律家は、「1人0.5票まではいい」ということを勝手に言っているだけで、普通の人はそう思っていないわけですから。

佐々木

そうですね。改革の仕事といのは、最終的にはプロの仕事ですから、専門知識が不可欠です。プロになり、その課題に関われば関わるほど、少しの進歩が大きな喜びなので、全体的にはやっぱりまだまだでも、「こんなに努力して3歩動いたじゃないか」、というのが仲間内では喜びになりますよね。

升永

努力して、1票対0.5票まで、1票の不平等は、縮まった。よくなったな、と。だから、それで一部の法律家は、勝手に、もうそれ以上は一票の不平等は是正できないと思い込んじゃうのでしょうね。それは僕には理解できないんですけれどもね。

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