自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第129回 伊勢崎賢治さん

win-win

129
東京外国語大学大学院教授
伊勢崎賢治さん

日本は、平和外交をやる意味で、潜在能力はピカイチにあるんですけど

伊勢崎

これは本当に誇張でも何でもなくて、僕は見ましたから、アフガンで。日本の在外公館は、現地の新聞の切り抜き記事以上のことは、やっていないんですよね。受動的。いわゆる能動的な情報収集っていうのは、やっていないんです。それをやれる人材も、そういう人材を育成する教育もやってませんし。本当にそうなんですよね。

戦後60年、何もやってこなかったでしょう。これを、ゼロから、人づくりをゼロからやらなければならない。外務省の人材育成の体制の再構築から考えなきゃいけなくて。在外で、その国の文化・慣習、政治状況に精通し、その民族に本当に敬意と愛を持って働いている人たちは少数ながらおりますが、ほとんどノンキャリですから、外務省の中でなかなか発言力がない。こういう人たちにより大きな権限委譲がなされるような組織文化もつくらなければならない。これらはたぶん十数年では、できませんよね。

そうすると、非常にお先が真っ暗なんです。だから日本は、平和外交をやる意味で、潜在能力はピカイチにあるんですけど、現状は実行能力がゼロなんですよね。

佐々木

「日本の役割はここにある」と思っていましたけれども、うかがっているうちにガラガラと期待が崩れていきます。

伊勢崎

本当に能力がないんですよ。発展途上国以下です。

佐々木

何でそんな国になっているんでしょう。

伊勢崎

だから、ずっと一国平和主義でいいと思っていたんでしょう。

佐々木

それは、私たち一人ひとりで考えると、たとえば国内に住んでいる日本人が、外を見ていない、つまりどれだけ日本が平和かということにさえ気がつかないぐらい、国内に滞留しちゃっているっていうこともあるんでしょうか。何が貢献かさえ分からない。

伊勢崎

アフガニスタンで伊藤和也さんが亡くなりましたよね。ああいう事件があると、アフガンがまた身近になってくるわけです。日本人が犠牲にならないと、日本人は興味を示さない。

佐々木

意識の隅に入ってこない。

伊勢崎

それは、残念ながら日本の現実なんですね。

佐々木

だから結局、北朝鮮は近いけど中東問題は遠いっていうのが、ずっと同じだということですね。

7/30

前のページへ 次のページへ

講演依頼

第15回国際女性ビジネス会議 表参道カレッジ e-shopで購入できます
アクションプランナー メロンリペア
e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english