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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第129回 伊勢崎賢治さん

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129
東京外国語大学大学院教授
伊勢崎賢治さん

相手を知らなければ平和外交はできない

佐々木

伊勢崎さんご自身も外務省から指名されて、いろいろ外国に行ったりされるわけですけれども、体験からみるとどうですか。日本は本当は一番紛争解決に貢献できる国だとよく仰っているのは、納得するのですが、なぜそれにもかかわらず日本の政府がなかなか機能していかないんでしょうか?

伊勢崎

それは、いろいろあるでしょうね。自虐史観的な「うしろめたさ」は官僚に限らず、ほとんどすべての日本人に共有されてますね。外交面では、自虐がちょっと行き過ぎた部分もあります。過去の、我々が迷惑をかけた負の遺産は真摯に受け止めなきゃいけないので、日本人は十字架を背負い続けなければいけないと思いますが。

でも、たとえば武器を使わないで平和外交をするんだったら、相手のことを知らなきゃいけないっていうことでしょ。相手のことを知らないと、恐怖感が出ますね。恐怖感が出ると、もっと自衛しなきゃいけないと思うし、悪循環なんです。だから相手をもっと知るっていうことが大前提でしょ。

外交上で相手を知ることは”intelligence(インテリジェンス)”。日本語で言うと「諜報」って言葉になっちゃって、負のイメージがありますよね。多分日本のリベラルな勢力のほうに責任があると思うんですが、彼らが過剰にそういうことを封印しちゃったお陰で、日本国憲法前文が示唆する行動平和主義が一国平和主義になっちゃったと思うんです。

その矛盾を突いたのが小泉さんでしょ。「前文と9条の間には隙間がある」ってね。そういうふうになっちゃうと、護憲派は足をすくわれちゃうんです。タカ派に。たぶん”intelligence”を「諜報」と訳さないで、他の言葉に置き換えれば、まだ印象が違ったのかもしれないけど。

相手を知らなければ平和外交はできないわけで、そうすると我々に、相手を知るための能力が備わっているかというと、ないでしょう。

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