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126
クオンタムリープ株式会社代表取締役
出井伸之さん

理数系と文化系の分け方が悪いと思う

出井

僕はね、今の理数系と文化系の分け方が悪いと思う。これで人の未来をバサッと切っちゃうでしょう。今でも、大学を文化系と理科系に分ける前でしょ。経済学部だってほとんど数字経済なのに、あれが文化系になっちゃっておかしな話だよね。心理学部だってほとんど統計だよね。僕は絶対、デュアルメジャーを推進すべきだと思うんだけどね。それをしない限り、だめですよ。

だから日本の教育が見直さなければいけない点ってって二つあると思う。まず文化系と理科系に分けて交わらなくしてしまうことと、全国統一模試みたいなので四択から1つ正解を探すみたいな、決まった答えを押しつけ続けてしまうこと。そんな、答えが1個だけなんてあるわけないもんね。答えが1個ならさ、みんな男女関係で悩まないもんね。答えがいろいろ多様にあるわけだから悩むのに、試験は答えが1個なんだよね。

佐々木

それもいいかげんですよね。私、以前新聞で書いたコラムが大学の入学試験問題になりましたっていうお知らせが来たんですよ。「ええ! どういう問題?」って思うと。「ここで作者は何を思ったか?」って4つ選択があるんですけど、どれも私が思ってない。これで入試させられている人たち、かわいそうだなって思って。

出井

そうでしょ。コンピューターでいえば、CPU回りとメモリとOSがあるわけですよ。一番日本の教育で重要なのはメモリだよね。だから過去にどれだけを覚えて、その四択の問題の中で引っかけ問題を外していく試験のテクニックだけを覚えるわけ。だけど本質なことは覚えないんだよね。

おおざっぱに言えば、ヒューズが切れたと言ったら、アメリカだったら「ヒューズを取り換えましょう」。「なぜヒューズが切れるか」というのがヨーロッパ。日本の場合はそのどっちでもなくてね、ヒューズが切れたか切れないかだけを四択で問うみたいな、あれがマズいんじゃないかな。司法試験でもそうだけど、ある枠の中のことに関してすごく記憶することが求められるから、将来に対して仮説を立てて、戦略を立てるような能力がある人が褒められるという状態にならないと思う。

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