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織作 峰子さん
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1ミリでもヒールが高い靴を探して
- 織作
だって、全員の中で一番背は低いし。
- 佐々木
どのくらいですか?
- 織作
165センチなかったんですね。あの頃は京都に住んでいたんですが、京都中の靴屋さんを、物差しを持って歩いて、1ミリでもヒールが高い靴を探したんですよ。
- 佐々木
それはミスの選考過程ではこうと?
- 織作
はい。地区予選で選ばれて、日本大会に出るときに、地区予選でも私は一番チビちゃんだったから、身長だけでもと思って、少しヒールで何とかカバーしたいと思ったんです。
- 佐々木
で、定規を持って。
- 織作
はい。一番高いヒールの靴を選んで出たんですけど、それでもやっぱり低いですよね。だから、すでに身長で負けているし、楽しんで帰ろうと思って、リラックスしていたからか、質問がいっぱい来るんですけど、ポンポンうまく答えられたんです。狙っていたら、きっと難しかったと思うんだけど、肩の力を抜いて、遊んで帰ろう、と割り切った瞬間に、すごく楽になって、受け答えもしやすくなった。それが前夜祭の得点に結びついて、前夜祭の下馬評で1位だった、というのが耳に入ったんですね。
- 佐々木
そうすると、何となく「いけるかもしれない」っていう気になってきますよね? 目の前に勝てそうな、取れそうなチャンスがあると思ったら、ちょっと頑張りたいと。
- 織作
でもまさか、それが1位になるとは思わなかったですね。代表になれるとは思わなかった。本当に信じられなかったですね。呼ばれた瞬間、「えっ!?」って、思わず、周りを見ましたものね。「えっ? うわーっ!」って、そういう顔でしたよ、私、選ばれた瞬間の顔が。「あの方じゃないんですか? 何かの間違いよ」みたいな、ね。
- 佐々木
ミス・ユニバースになると、ミッションが1年間あるんですか? 全国に行ったりとか。
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