ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第121回 田澤 由利さん

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田澤 由利さん
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コンピュータ、面白いな
- 佐々木
名古屋にいらしたんですね。そんなに近くだったということは、大阪の講演の時は本当に「実験」としてのご登場だったんですね。、初めからテレビ会議をやる予定ではなく、いらっしゃるつもりだった
- 田澤
はい、最初からテレビ会議でした。当時は子どもが本当に小さかった、1歳とか、何ヵ月のレベルですから、なかなか出られなかった時なんです。だから、すごく貴重な出会いですよね。
- 佐々木
あの時は、もう独立されていたんですか?
- 田澤
いいえ、まだ全然、会社も作っていない、単なる主婦ってやつですから。
- 佐々木
フリーランスだったんですか?
- 田澤
ライターです。95年ぐらいは、何冊か、パソコン関連の連載とかを書いていたんです。
- 佐々木
だから、単なる主婦じゃないんですよね。
- 田澤
うーん、確かに「単なる主婦」ではなかったかも。だいたい、大学ではスペイン語を専攻していたのに、「コンピュータ、面白いな」と思って、シャープに就職した変わり者ですから。
- 佐々木
ちょっと待ってください。大学の時って、何でコンピュータが面白いと思ったんですか?
- 田澤
語っていいですか?
- 佐々木
語ってください。
- 田澤
スペイン語は好きだったんですけど、やっぱり語学が自分に合ってないんじゃないかと途中で思い始めて、要は大変だっただけなんですけどね。毎日毎日、勉強で、予習とか復習が必要で、「スペイン語を勉強することよりも、もっと面白いことはないかな?」と。このままスペイン語で就職するっていうのに、何となく違和感を感じていた頃に、たまたま奈良の実家にいるおじが、「要らなくなったパソコンがあるから、あげる」って言ってくれたんですよ。で、「何でパソコン?」なんて言って、全然、興味も何もなかった。当時はパソコンじゃないですね、マイコン。
- 佐々木
そうですね。それは何年ですか?
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