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渡邉 美樹さん
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一番伝わる方法なら、何でもいい
- 佐々木
このDVDの表紙はすごいですね。こういうのは、社長であり、ビジョンを伝えるためには、自分を立たせていったり、自分が目立つっていうか、立つようにするのも仕事の一つっていうことですか?
- 渡邉
そういうのが一番コストパフォーマンスが高い、単純に。その辺は、「どうやったらメッセージが伝わるの?」と。サイトの目的も、後ろの方に、今度、実は仕掛けるんだけど、要するにSNS。世界中の人が「地球ってこうなったらいいよね」とかいう事を、皆で考えるサイトを広げていくんですよ。そうしたときに、キャッチとしては、自分が出ないと、サイトが立ち上がらないと思うんですよ。
- 佐々木
私自身、イー・ウーマンを2000年に立ち上げたんですが、初めの2〜3年間は、私は一切、名前も写真もサイトに出していないんです。でも大失敗して、自分が責任を取るって事で、分かる事からしていこうと、立ち直らせるプロセスの中で、私自身がサイトで顔を出して、自分の会社への思いを書いたり、対談を始めたんです。でも、渡邉さんのように顔を出したりはできない。だから、それを聞きたいなと思って。
- 渡邉
「メッセージを伝えたい」ということで、その方法は、僕にとってみたら、どうでもいいんですよ。メッセージが一番伝わる方法なら、何でもいいの。だから、そのために僕が、たとえば広告塔になろうが何しようが、全然構わないし。
- 佐々木
私もそう思うんですけど、何か恥ずかしくないですか(笑)?
- 渡邉
それは、全然ないんだな。たぶん、恥ずかしいとか思うのは、たぶん……。
- 佐々木
レベルが小さい?
- 渡邉
違う。もうちょっと大きな欲を持てば……。
- 佐々木
大きな欲か。子どもに言われました。「お母さんは、『何でも、願えば夢はかなう』って言ってるよね?」って。「はい」って。「お母さん、稼ごうと思っていないでしょ」って。少し大きなものにシフトする必要がある。
- 渡邉
あと、自分っていうのを意識しすぎるから、たぶん恥ずかしいとか思うのかも。僕は、自分を客観視で見ちゃってるからね。
- 佐々木
私も、そういう意味では客観視しているつもりなんですけどね。……いい勉強になりました(笑)。
- 渡邉
竹之丸チームとしては、ちょっと照れちゃうもんな(笑)。
- 佐々木
はい。それにしれも、中学校ぐらいのとき、絶対、すれ違ってますね。
- 渡邉
絶対会ってるよ。でも会ってたら、恋愛が生まれそうだったから(笑)。まずいよね、これね。
- 佐々木
面白かったですね。ありがとうございました。これからもどうぞご指導ください。
対談を終えて
同じ団地出身なんて、今まで一度も仕事をしていてお会いした方がいませんでした。小さな供給公社のアパートで、同時期に育っていたと知り、まったくタイプの違う人だと思っていたのですが(笑)、一気に距離が近づいて「2人同窓」の仲間意識が芽生えました。彼が行きついている明快な世界は気持ちがいいものです。これからも、竹ノ丸団地つながりで、いろいろ教えていただきたいと思っています。お忙しい中ありがとうございました。今度はぜひ、屋久島で!
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