ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第112回 渡邉 美樹さん

112 |
渡邉 美樹さん
|
|
|
毎週必ず日曜日は外食だった
- 佐々木
こういう言い方をしていいかどうかわかりませんが、渡邉さんのいろんな発想や思いとは、僭越ですが私も方向性が似ているかなって、いろいろな所で思うんですけど、その伝え方が全然違って、渡邉さん、すごく体育会系ですよね。それは私は全然できなくて。やっぱり、体育会系は重要ですか?
- 渡邉
分からないけど、僕はそれしかできない(笑)。
- 佐々木
どこで、そういうのが身についたんですか? お父さんがそうだったんですか?
- 渡邉
いや、父親は家庭ではいい加減な人だったね。父親はほとんど僕にタッチしない人だったから。小学校5年、10歳、潰れるまでの間は、思う存分遊んでたからね。金曜から麻雀が始まるのかな。で、料亭で麻雀をやって、土曜に帰ってきたなと思うと、寝て、今度、日曜はゴルフに行っちゃうわけ。いつもいないの。
ただ、日曜の夜だけは、母親が、「あなた、何を考えてるんだ」と。「外食しましょう」って言って。当時、珍しかったでしょ? 僕はもう小学校1年ぐらいから、毎週必ず日曜日は外食だった。だから、それが唯一の家族団欒だったね。
- 佐々木
それが、外食産業へ行くんですか(笑)?
- 渡邉
そう。それで外食産業。やっぱり団欒はいいな、と。でも僕は、あれだけ毎週外食に行っていなかったら、外食産業に行ってないだろうね。だって、分からないものね。自分が一番経験してきた事だからね。
- 佐々木
私は、幼稚園はカトリック系なんで、このあたりもマインドは一緒ですけどね。でも、キリスト教に触れたりすると、よけいにあまり体育会系に行かない。だから、どうしてかな、と。
- 渡邉
何でかな。やっぱり野球をやってたからかな。それから大学のクラブが、横浜会っていうサークルなんだけど、詰襟の、要するに学ランを着て、硬派なクラブだったからね。
12/26
|
 |
|
|