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正岡 裕志さん
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水は多く、中身は少なく、低温でゆっくり
- 佐々木
確か、以前、「ホテルって、タオルをすごい洗い方をしてる。見ていて、僕、泣いちゃいそうになった」っておっしゃってましたよね。
- 正岡
うちのお客さまは、リネンの洗濯屋さんなんですけれども、いいものはいいで、洗い方を変えてくれればいいんですね。タオルは、水は多く、中身は少なく、低温でゆっくりとか、そういうのが基本なんですけど、やはり効率を上げようとすると、温度を上げて短時間で、要は繊維を傷めようとする。
やっぱり洗濯屋さんでも、生産性を上げてコストを重視するところは、うちのタオルを使っていただいても、硬くなってしまうんですね。
うちの作ったタオルをその商品なりに洗ってくれる、理解してくれるリネンの洗濯屋さんっていうのは、そのタオルの風合いを大切にしてくれていますね。本当に、タオルというか、繊維は生き物ですから、水とか、その扱い方によっては、本当にいろんな変化をするんです。
- 佐々木
大切に使わなくちゃいけないっていうのがよく分かりますよね。何だか、正岡さんにお会いしていて、私、タオルを、本当に細かく見るようになりました。大切に使うようになりました。
- 正岡
本当に僕も教えられて。本当に僕も困ったとき、三宅社長が助けてくれるんですよ。「ちょっと、こんなになったんだけど、どうしたらいい?」って言うと、「こうしたらいい」って、アドバイスをくれたりね。
- 佐々木
いい仲間ですよね、そういうのは。
- 正岡
本当に助けてくれるから、こっちも助けてあげようって。これは本当にいいなって。
- 佐々木
本物を求めている仲間たち、みたいなね。いいですね。私たちも、その仲間に入れていただけたことが、とっても幸せだと思います。
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