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正岡 裕志さん
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新しいものを作ると、必ず自分で使うようにしているんですね
- 正岡
僕、黙ってね……、申し上げたかどうか分かりませんけど、新しいものを作ると、必ず自分で使うようにしているんですね。
なぜかっていうと、使わないとそのタオルのよさが分からない。例えば、「ここの糸はこうですよ」って、カタログとかパンフレットには書かれているんですけど、じゃあ自分のところの生活のなかで使っていく、「自分のところで洗ったらどうなんだろう? 自分のところで干したらどうなんだろう? 自分のところで使ったらどうなるんだろう? 本当に柔らかいのかな? 本当に使いやすいのかな?」って、必ず自分で使います。
で、使って、お客さまに説明するとき、「このタオルはこういう風合いがあるよ。パンフレットに書いてあるけど、実はこういう部分はこうだよ」とか、それが必ず説明できないと。僕はパンフレットだけで商売っていうのは、したくないですね。
- 佐々木
じゃあ、知らない間に、すでに使ってみられたんですね。どうですか? シンプルオーグのタオルは。
- 正岡
いいですよ。うちの嫁さんとかは、「お父さん、これ、いいね。何?」って聞くんですよ。で、それがシンプルオーグのタオルですよね。イー・ウーマンからの、シンプルオーグのサンプルのタオルを家に置いていたら、「お父さん、あれ、使いやすい。柔らかくていい」っていうのは。
- 佐々木
言っていらっしゃいましたか!
- 正岡
やっぱり分かるんだなって。こちらが何も言わなくて、家に置いてあって、誰かが使う。特に嫁さんが使う。そうしたら、「いい」って言ってくれる。娘とかも言いますね。女性向きですね、どちらかと言えば。
- 佐々木
それは、薄いから?
- 正岡
はい。で、本当にタオルっていうのは、何が一番いいっていうのは、僕、ないと思うんです。本当に自分が気に入ったタオルが一番いいと思うんですね。
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