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サーベイ

2005/2/28(月) - 2005/3/4(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマアニマルアシステッドセラピーを知っていますか?

投票結果 現在の投票結果 y38 n62 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

最終日までおつきあい頂いて、皆さんありがとうございました。いろいろなご意見がいただけたことに、感謝しております。 今回はアニマルアシステッドセラピーというタイトルでお話をしましたが、このAAT(……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

動物は自然のままのほうが(ok)

実際、効果はあるようですね。しかし、私は、動物が苦手ですし、死を考えると怖いです。自然のままのほうが、生態系には適していると思います。動物を飼うのは、人間の傲慢さからきているのかな?

参加してみたいけれど(syura・神奈川・パートナー有)

AATやAAAを実際に行っている知人も、身近におります。書籍も数冊、読んでおります。私も、犬2匹と、猫1匹と一緒に暮らしていますので、実際に参加してみたいなと、漠然とした希望は持っていますが、躾に自信がなかったり、時間がなかったりして、少し敷居が高いと感じています。犬や猫と暮らすことによって、イキモノとしての時間や生きる喜びを感じることができて、魂が蘇生する想いをたくさんの方に感じてもらえたらなあとは、とても思います。また生き物と一緒に育つ子どもは、優しい子になるなあ、という日々の実感があります。

NO

介護中の母のために(motokuro・大阪・パートナー有・47歳)

アシステッドという言葉は、知りませんでした。でも動物、特に犬が老人ホームや施設でお年寄を癒してるとか、ある大手の会社に出勤する犬の話、自閉症の人がイルカによって社会に出られるとか、聞きます。私も、介護中の母の為に小さな犬を飼おうかなと思ったりしています。ただ、勤めながらでは犬も母もと今より大変なのではと不安がよぎり、今一歩踏み出せません。どんな犬が良いでしょうか?思案中です。

動物の優しさに触れて成長する(タマ吉・神奈川・パートナー無・42歳)

私も正確には、この言葉は知りませんでした。でも、動物によりお年寄に変化があったなどの事例は、耳にしています。自分自身猫を飼っていますが、以前の1人暮らしの時は、本当に癒されました。家に帰ると玄関で迎えてくれる猫の存在は、とても大切だった。その反面、私が帰るまで長い時間1人で待っている猫の存在は、私のエゴの象徴のような気にもさせられ自分を戒めたり、他の存在に感謝したり……といろいろ、自分の成長に結びついた気もします。今は、実家で両親と猫2匹と暮らしています。猫2匹のおかげで家族の会話が増えたし、猫それぞれに性格があることも認識し、楽しく過ごさせてもらっています。子どものいない私には、思い通りにならない猫の存在は、多少なりとも私自身のためにもなっていると思います。自分で猫を飼う以前、友人の家に泊まった時のことですが……その友人の家には、20歳近いシャム猫がいました。私は、その2〜3日後に救急車で運ばれるほどの病気になったのですが、その時すでに前兆があって、不安なこともあり、友達の家に泊めてもらったんです。その晩その老猫は、一晩中私の枕元を離れませんでした。気遣ってくれる気持ちがヒシヒシと伝わり、とてもうれしかった。年をとっていて、歯槽膿漏がひどい猫だったので、息が臭いという難点はあったものの、そんなことよりそばにいてくれることの温かみに、一晩久しぶりにぐっすり眠れたのでした。今はもう亡くなってしまった猫ですが、友人とは懐かしく思い出しては話をします。動物にも、気遣いの気持ちや優しさがちゃんとあるんですよね。

職場のストレスに熱帯魚を(たかえり・東京・パートナー無・28歳)

初めて聞きました。少し話がずれてしまうかもしれませんが、父が勤務先に熱帯魚を取り入れたところ、大変喜ばれ場が和んだそうです。ストレス社会の中で、動物や生き物が人にもたらす効果はとても大きいと感じました。

セラピーの選択肢が増えて良い(ちいかめ・東京・パートナー有・31歳)

アニマルセラピーという言葉を聞いたことがあるだけで、詳しいことは知りませんでした。医師のもとで行われることがあることも、初めて知りました。どのようなセラピーにも合う人、合わない人がいると思いますが、選択肢が増えるのはよいことだと思います。もっと広く知れ渡るといいなと思いました。

離れていても癒される(みるくぷりん・福岡・パートナー無・32歳)

今、ひとり暮らしをしています。実家にはイヌ1匹、ネコ3匹を飼っています。母から、ネコが(実家の)私の部屋へ行くけど私がいないからガッカリして(居間に)戻ってくると聞いて、寂しさもあるけれど嬉しくて優しい気持ちにもなります。離れていても癒されているんですね。動物が飼えない環境の方もこんな優しい気持ちになれる機会があれば、と思いました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

動物と共生し、支えあう

最終日までおつきあい頂いて、皆さんありがとうございました。いろいろなご意見がいただけたことに、感謝しております。

今回はアニマルアシステッドセラピーというタイトルでお話をしましたが、このAAT(Animal assisted therapy)は基本的には医師が患者(人の)さんに対して行うものです。そしてそのために清潔で健康管理された、良い性格の動物たちを管理したり、育て上げたり、一般家庭でのそうした動物の育成をお手伝いするのが獣医師の役割です。AAA(Animal assisted activity)では医師の介入はありません。AAE(Animal assisted education)では主として子ども達との関係で幼い頃から動物という存在を介して得られる体験で、心優しく、情緒豊かに育っていける手助けをするものです。先日ヒューマンアニマルボンド(人と動物の絆)についても言及しましたが、この国際的な理念は、徐々に現代文明社会を自然科学的、社会科学的、人文科学的な視点から統合的にみる一つの科学へと発展を遂げつつあります。これからの世界では、非常に重要なものになっていくと思います。今の社会で起きているさまざまな国際的な紛争、きれやすい子ども、犯罪の低年齢化、犯罪の複雑化などそれらは全て人間が引き起こすものです。特に子ども達が育つ、10歳までの社会性の培われる感受性の高い時期にAAEに触れることが、未来に向けての人間作りになると思います。

okさん、実際に動物が苦手な方は多くおられます。その場合は、無理をすることはしません。ボランティアの活動の会場でも高齢者の方でもお子さんでも、苦手な方はおられます。その場合、その会場まではみんなが行くから、と一緒に参加はされていても、実際には見ているだけ、という方もおられます。また、お子さんで初めは「怖い」という理由などで遠巻きにしていた場合でも、この動物たちは「怖い」動物ではないらしい、安心して触れられるらしいと察知するとおそるおそる触ってみます。そこで暖かくてふわふわだ、とわかるとお子さんの場合は変化がとても早いです、転じてうちで犬と暮らすことにした、と短い(40分程度)活動の間に意見がかわるお子さんもいます。自然環境に生きているものはそのままの姿がもっとも良いというのは、本当にその通りです。以前に伴侶動物のお話でも触れましたが、いま私たちが一緒にそばにいる動物は1万年以上前に人間とそばで共に暮らす、と決めて共に生きている種です。たとえば一番身近な犬という種が、人間の暮らしの近くを自分たちの生きていく場であると決めたのですね。おっしゃるように初めは人間の傲慢だったのかも知れませんが、そのときの犬の種としての意志がどうだったのか?はわかりません。それぞれの種が互いに選び取った、「共生」なのかもしれません。今存在する犬も猫もその他の人と暮らす動物には、自然界に帰る場所はすでにないのです。ですから、私たちも一頭でも幸せに共に暮らそうと努力しているわけですね。

タマ吉さんの体験されたようなエピソードは、本当に心に残りますね。老猫のシャムさんが寄り添って、体温を感じているだけで安心して眠れるというような体験は、理屈でなく感じられる生き物としての安らぎですね。動物と暮らす中ではほんとうに通じ合っていると思うことが多々あって、みるくぷりんさんの猫ちゃんのようなエピソードは、お話をお聞きするだけで本当に愛おしい気持ちでいっぱいになりますね。motokuroさん、伴侶動物は犬という選択肢でなくても生活の世話がかなり犬より少なくても暮らせる猫、という選択肢もあります。猫の日だまりのにおいのする柔らかい身体もとても気持ちが休まります。しかし動物と暮らし始める前には必ず、専門家と詳細な相談をしてから、おうちにあったパートナーを選ぶようにしてください。

ちいかめさんにもたかえりさんにも、少しでもヒューマンアニマルボンドや動物介在活動のことを知って頂けてうれしいです。熱帯魚の導入は先日歯科医院でのお話もしましたが、実際水槽の前に立ってみると、感じる爽快感とかリラックスする自分を発見して驚きます。お父様のアイデアは、すばらしかったですね。syuraさん、「魂が蘇生する想い」という表現をなさるsyuraさんはすばらしい感受性の方なのだと思います。活動については、一歩踏み出すと思った以上に適性があった、という場合もあります。また、自信満々に思っていらしても逆という場合もあります。無理をしておこなうものでは、決してありません。人にも動物にもストレスをかけるのでは、何の意味もないからです。しかし、さまざまな現場というものを見て頂く機会はきっとあると思います。もしも興味がおありなら、少しリサーチなさってみてはいかがでしょう?私が接しているのはJAHA(日本動物病院福祉協会)のCAPP活動ですが、他にもAAAならば活動しておられるところがあるかと思います。活動しておられる方をご存じなら、糸口はすぐ近くにあるわけですね。

最終日までのさまざまなご意見とその交換はとても楽しく、皆様のお心の中のこうした分野への関心度の高さもうれしく拝見して参りました。また、お会いできることを楽しみにしております。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

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