
競争して消費者のメリット追求を(なごん・大阪・パートナー無・26歳)
単純な話ですが郵政公社になって郵便局員さんの態度がよくなりました。利用するたびに不愉快だったので解消されただけ良かったと思います。それに民営化して既存の宅配業者としっかり競争してください。市場競争の過度の激化はいいとは言いませんが、競争の外でヌクヌクしている存在があるよりもしっかり競争することで消費者のメリットとして返ってきて欲しいです。
地方の郵便局を残すのは資本主義的でない(ゆかりんB・東京・パートナー有・25歳)
無駄な税金が減るのであれば賛成です。地方郵便局員の方を養うために税金を払っているわけではないからです。地方の方の郵便事情のために郵便局を残していたのでは資本主義社会である意味がありません。民主主義なのであれば、大衆の利益を優先すべきと考えます。
お金の使い方に透明性を(金cyan・大阪・パートナー無・37歳)
これは私の聞いた話ですが、特定郵便局の局長になると郵便局を建てる資金を国から借りて、郵便局の経費でローンを返済します。なのに、なぜか所有権は郵便局長になります。おまけに、定年退職しても、その局長が郵便局に建物を貸すという形をとり、お金をもらいます。どこまでが真実かはわかりませんが、赤字を税金で補うことをいいことに好き放題している人がいるのは事実なのではないでしょうか。そういうことが表ざたになるのが嫌で議員に頼んで反対してもらっている人もたくさん居るのではないでしょうか? 公務員のお金の使い方が不透明過ぎるので、民営化はそれを正す為に必要だと思います(道路公団等も)。
信用できる会社に手紙を預けたい(赤い金魚・広島・パートナー有)
郵貯、簡保についてはよくわかりません。しかし郵便については……。以前、近所の我が家と同姓の人が引越しした時、我が家の郵便物が1カ月以上宛先不明で送り返されていたことがあります。定期購読していた雑誌の送り主からの確認の電話でわかり、郵便局に引っ越していないとの電話した後に送ってもらった郵便物も、また宛先不明で送り返されました。夫の会社には電力会社や、市役所などから確認の電話がかかってきて、まるで私たちが夜逃げでもしたみたいでした。しかし、金銭的な被害を受けていないということで配達担当の人が、配達ついでに、ご迷惑をおかけしたみたいですみませんでしたの一言のみ。担当局の郵便業務の責任者からの電話もこちらからの質問に対する返事の時だけで、自分たちが預かっているものに対する責任感のなさを感じました。それ以降、私は郵便物が必ず届いているとは思っていません。ですから私は、政治うんぬんより、とにかく信用できる会社に気軽に手紙を預けたい、そういう自由が欲しいとの思いで、民営化に賛成します。

寝たきり老人の話し相手になる郵便局員たち(ウエチン・神奈川・パートナー無・28歳)
以前、田舎の郵便局員が毎日郵便配達ついでに無償で寝たきりの老人の話し相手になりながら村を回っている様子をテレビで見ました。民営化し、利益優先になると、当然このような現象もなくなるのかと思うと、どうしても反対の気持ちが強くなります。民営化しなくても、内部の構造改革の手段はいくらでもあるのではないでしょうか? 民営化は、国による責任放棄とも感じられるので反対です。
民営化が小泉首相への踏み絵に(イクラ・東京・パートナー無・42歳)
難しいところですが現段階ではNOです。国民にとっての郵政事業の問題が、最近の争点は小泉首相への踏絵のようになってしまっているように感じてなりません。不透明な郵貯からの融資や郵便局長の世襲制など、正さなくてはいけない事は民営化しなければできないことなのでしょうか? 今改革してこそ政治家の手腕が試される良い機会だと思います。十分に議論されぬまま、国民が蚊帳の外で進む民営化は、今となっては小泉首相のエコイズムの気がします。利権ばかりを気にする他の議員の方々の動向にも、腹立たしさを感じずにはいられません。
利害関係なしの改革を(アグネス・静岡・パートナー有・37歳)
正直、このサーベイを見るまでは、YESだったと思います。民営化するデメリットを感じなかったからです。しかし、やはり前例を見てみると(NTT、JR)やはり民営化の前に、改革は必要だと思い、今回はNOにしました。国会での争点は、いつも政治家の誰が得して、誰が損するというレベルでの話し合いが多いように思います。利害関係なしの本当の意味での決着を期待したいです。
国民の声が置いてけぼり(maria・兵庫・パートナー有・40歳)
全面的に反対というわけではありません。でもメリット・デメリットが、私たち国民にはよくわからないんですよね。一番不満なのは、国民の声が置いてけぼりのまま審議が進むことです。こんなに紛糾するくらいなら、もっと時間をかけるべきなのではないでしょうか? 郵政民営化を政治の道具にしているようで、何だかしっくりと来ていません。