

「金は出すが人は出さない」とは言われたくない(はきすけ・神奈川・既婚・29歳)
戦争には反対ですが国際貢献には賛成です。自己完結可能な支援機関が他にないのならば、自衛隊派遣もやむを得ないと思います。あれだけお金をかけている日本の自衛隊にはこういうときにこそ活躍してもらわなければ。憲法9条と自衛隊の合法性については湾岸戦争の前からずっと議論されてきましたが、原則論を主張するばかりでは「国際貢献できない日本」のままになってしまうと思います。「金は出すが人は出さない」なんてもう言われたくない。自衛隊の存在意義について、法的根拠を明確にすればいいと思います。将来的に日米安保を解約して、自衛隊をなくしていければいいと思いますが。
理想だけ追求するのは、あまり賛成できない(bestsmile)
イラクにおける独裁や大量破壊兵器を葬るためのイラク戦争自体を、決して最善の策であったとわたしは言い切れません。一方アメリカは他国のアライアンスをもってしても止められないほど強大なパワーを持った国であるのは事実であり、そのパワーを行使する政権がアメリカで選ばれている以上、避け得なかった事態とわたしは考えてしまいます。
日本は日米同盟のため、またアジアにおける北朝鮮の脅威のためにアメリカに追随している、という批判もあるけれど、アメリカなしにこうした脅威がどう克服されるのか、ということを議論しないで批判をするのはどうかと思います。イラクのために他に支援があるのでは?というなら、それもしたらいい。パワーを考えないで理想だけ追求することには、あまり賛成できません。

憲法問題を回避して自衛隊の派遣を決めることに疑問(A6M2・愛知・既婚・46歳)
米国と同盟関係を維持する以上、自衛隊のイラク派遣はやむを得ないと思います。しかし、憲法問題を回避して、現行法の枠組内でなし崩し的に自衛隊の海外派遣を決めるようなやり方は疑問だという意味で反対です。
現在のイラクは、必ずしも非戦闘地域とはいえません。襲撃されても対応できる装備なくして派遣はできないと思います。すなわち、自衛隊が海外で事実上の戦闘行為を行うことが想定されます。
米国との関係で、派遣やむなしとしても、後方支援(船舶・航空機による食料・医薬品の輸送程度)が、現時点での限界ではないでしょうか。
現地に自衛隊が駐留して、治安維持や武器・弾薬を含む輸送活動に従事するのは、派遣される自衛官の安全すら保障できないと思います。
米国は重要な同盟国ですが、日本も対等な独立国です。米国から強制された憲法で手足を縛られた状態で、米国に評価してもらえるような自衛隊の海外派遣を行うことに無理があることを認識すべきだと思います。また、米国にも繰り返し、その旨を主張し、理解を得るべきだと思います。
また、日本の貢献策としては、学校・病院等の民生施設の建設と運営といった分野もあると思います。
アメリカの自分勝手な行動を支持することになる(ぞうがめ)
最近の不安定な世界情勢の中で、日本は自衛隊だけで本当にいいのかと考えますが、イラク支援法案は、いまだイラクで大量破壊兵器も見つからない中、アメリカの自分勝手な行動を支持することになると思い、反対です。
イラク攻撃の理由である大量破壊兵器も見つかっていないのだから(ぐりこ)
イラク支援法案ではなく「アメリカ支援法案」のような気がしてなりません。もっと日本が自立的にイラクを支援できる方法があるはずです。アメリカが反対を押し切って始めた「野球」に、なぜ参加しなければならないのか。イラク攻撃の理由である大量破壊兵器も見つかっていない今、イラク戦争の意味、アメリカの責任を問うこともなくこんな法律を作ってしまうことが、本当に支援になるのでしょうか。
小泉首相のやり方は責任逃れに見える(こひつじくみごん・神奈川・独身・35歳)
日本が世界からどう見られているのか。それは、アメリカの属国として見られているのがおおかたかと思います。強いものに付き従うことでわが身を守ろうとする日本政府のやり方。第2次世界大戦に負け、戦争後の国民生活は欧米式に転換をさせられてきました。日本は、敗者がどのようになっていったのか経験をしているはずです。イラクが同じ言語で通じないこともよくわかっていると思います。
自らの責任で戦争に加担することがどんなにむなしいものであるか、過去の経験をもとにアメリカに説くことが国際社会での役割ではないでしょうか。人道支援という大儀名文を掲げていますが、まずは日本の国としての基本姿勢について国民全体でコンセンサスを得ることが最優先だと思います。今の小泉さんのやり方は責任逃れにしか見えません。

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