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2003/2/17(月) - 2003/2/21(金)
3日め

テーマピルを使うのは自然なこと?

今日のポイント

「男女間の不均衡」は、どこからくるのでしょうか?

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凡例
キャスター
丹下一
丹下一 俳優

昨年9月の「人工受精で彼との子どもが欲しいですか」に真摯な書き込みをたくさんいただきました。さまざまな立場からのご意見をいただき、素晴らしい時間になったと感謝。そして生殖医療について話し合うことの難し……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

不安を感じるよりも(おしゃまなうさぎ)

わたしがピルを飲み始めて数カ月。病院へ定期的に通う負担、年に3万6000円の自己負担はとてもつらいけれど、相手に責任を任せて不安に思っているよりも、自分で確実さをとっている安心感のほうがいいと感じています。できちゃった婚が日常になり、親たちの世代ほど抵抗がなくなってきているみたいではあるけれど、子どもを産み育てることは、女性にとって人生の大きなポイントであるから、成り行きにまかせたくないという、考えのもとの服用です。

自分でコントロールできるということ(イスタンブール)

30代になってから生理痛がひどくなり婦人科へ行きました。すすめられてピルを試したところ、うそのように症状が改善されたのです。定期的に体調のチェックはありますが、利用は難しいものではありません。「ピルは体に悪い」「ピルを飲むと太る」など情報量の少なさから悪いほうに考えている方は多いと思いますが、気になる方は自分のためにもきちんとした診察をおすすめします。また、避妊方法としてのピルも体に合えばいいと思います。産婦人科も男性の医師が主流だったため、情報量の少なさや倫理観の押し付けが強かったように思います。自分でコントロールできるというのは気持ち的にとても開放されるものだと思います。

自分の体に対して目を向ける機会(kasami)

法的に低用量ピルが認められてから使っています。高校の時に、避妊について調べる授業があり、その時にピルが一番安全なものだと知りました。今現在子どもを持つ時期ではないと認識しており、彼との円満な関係を保つために使用しています。身近に予定外の妊娠をして、苦い思いをしながら生まれるまでの時間を過ごしている友人がいます。妊娠したとわかった時に「うれしい」と思うのか「ヤバイ」と思うのかで、生まれてくる子どもに影響があると聞いたことがあります。少しでも待ち望まれた環境で生まれてくる子どもと対面するためにも、その時期が来るまでわたしはピルを使い続けると思います。また、定期的に産婦人科にかかることになるので、自分の体に対して目を向ける機会も増えると思います。

NO

「自然なこと」とは思えない(ももた)

わたしは、まだ「ピル」についての益や害など、服用についての詳しい知識を、義務教育の過程で性教育とともに充分に学ばなかった世代です。もちろん存在は当時から知っていましたが、入手方法や処方についての情報は、現在と比べると貧しいものでした。今は歳も経て、自分が望めばある程度の知識は得ることができます。ただやはり、唐突に「ピルを使うのは自然なことか」と問われると、やはり「自然なこと」とは思えません。かといって、使用を拒むのか、というとそうではないです。「自然」という言葉のあやもあると思いますが。

コミュニケーションとしてのセックス、という概念が、時として軽はずみなセックス、となるケースも日本では多くなってきているように思います。コミュニケーションとしてのセックスの意識が、より高まらない限り、ピルを使用する時の「自然」という定義もリテラシーの低いものになるような気がします。生活の中で、自然に、大切なパートナーとのコミュニケーションの一つとしてのセックスの中で、産む、産まないの選択をお互いが理解し納得した上で、自然に「ピルを使う」選択肢をとる、というとらえ方であるべきと考えますがどうでしょうか。

自然なことが段々難しく(rururara)

あまり自然だとは思わないけれど、現代にはしょうがないとも思う。自然なことって段々難しくなってきて、結構無理に考えたりしがちだから……ハイテクになって、パソコンがあって当たり前。それが自然になってる気もする。

女性だけが飲むことに違和感(まめむぎ)

生理がつらいというような特定の症状があるなら、低用量ピルは女性の生活をとても快適なものにしてくれるものだと思います。しかし、避妊を目的とした服用であるなら、女性だけが副作用の心配や、毎日同時刻に飲むという面倒を抱え込まなくてはならないことには、やはり違和感を感じます。第3子出産後ピルの服用を考えましたが、夫が何の心配もせずにセックスできる一方、いくら少ないとはいえ副作用のリスクを抱え、毎日忘れないように飲むということを抱え込む気にはとうていなれず、やめました。

低用量ピルが認可された背景には、バイアグラの認可が先にあったことに対しての反発が大きかったそうですね。男性はバイアグラでいくつになっても……。でも女性は、望まない妊娠を回避することも難しい。男女間の不均衡を感じずにはいられません。ピルを飲むことは、男性の側に自覚や責任といったことを期待できないというあきらめもあるのではないでしょうか。もちろん、低用量ピルは女性にとってはとても必要なものだと思います。しかし、ピルを推進する男性医師が「コンドームが完全ではないことを知っているなら、副作用の少ない低用量ピルを飲むべきだ」というようなことを平気で言っているのを聞くと、それなら男性が飲む精子を出さない薬を作ってほしいと思ってしまいます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

自然なこと」は刻一刻変化する

昨年9月の「人工受精で彼との子どもが欲しいですか」に真摯な書き込みをたくさんいただきました。さまざまな立場からのご意見をいただき、素晴らしい時間になったと感謝。そして生殖医療について話し合うことの難しさも感じました。

まず、ももたさんやイスタンブールさんのご指摘通り情報の不足。不妊治療を受けた人と受けたことがない人が同じ土俵に上がるには、もう少しお互いを知ることが必要と感じました。

「自然なのがいい」という書き込みもたくさんいただきました。Rururaraさんの言うとおり現代社会では「自然なこと」は刻一刻変化しています。そして実は、一人ひとりにそれぞれの「自然なこと」があるのでは。つまり、それは自分自身が決めること。そしてそれぞれの「自然」があるからには、その内側に、なにがどうあるのかをみつめないと同じ土俵に立つことができません。

ピルについて考えることは、実はとても広いテーマ。ももたさんの考察は深いですね。ピルに目を向けたことで「自分の体に目を向ける機会」が増えたというkasamiさん。女性だけでなく男性も自分の体についてもっと知ることは大事ですよね。

それは、男女の意識の違いをお互いが知ることにつながっていくかも。僕も男性なので大きなことは言えないのですが……。おしゃまなうさぎさんやイスタンブールさんが感じている「安心感」や「開放感」(ピルが女性を解放したと言われる所以です)さらには、まめむぎさんが感じた「男女間の不均衡」は、どこからくるのでしょうか?

丹下一

丹下一

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