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今週のテーマ会議番号:2903
あなたは「夫に扶養される妻」ですか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2010年02月08日より
2010年02月12日まで
円卓会議とは

小野瑛子
プロフィール
このテーマの議長
小野瑛子 家計の見直し相談センター
円卓会議議長一覧
「夫に扶養される妻ですか?」の問いかけにたくさんのご投稿をいただきありがとうございます。結果をみます……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 扶養される妻にしています。 (ANNE・佐賀県・パートナー有・40歳)
自営業ですので、税制上有利な扶養される妻にしています。 「奥様はパート」扱いですね。 紙面上は夫の給料が多く、同じように働いていても、何となく扶養されている感が有り、腑に落ちない所もありますが、少しでも経費節減の為ですね。

yes よくわからない (たま♪・三重県・パートナー有・42歳)
形式的には「扶養されている」ですが、気持ちは「扶養」ではなく、それぞれの役割を持って家庭を作って(運営して)いると思っています。おかしな制度だと感じることはあってもその内容がよくわかりません。勉強不足だし、分かり辛いという事もあります。私の場合詳しいことを知らなければ疑問や矛盾、制度改善への提案など考えつきませんが、その他に「なんだかヘンだ」と気づく意識改革のようなことも知ったり考えたりする第1歩につながるような気がします。

no 逆に夫を扶養する妻です (mjuk・東京都・パートナー有・42歳)
結婚から8年ほどたった頃、夫がうつ病になり、仕事を辞めてしまったので現在は私が夫を扶養しています。コメントにもあったように、私に万が一のことがあっても遺族年金は出ません。子どもも一人いるので私自身の保険は、死亡した場合、要介護となった場合、働けなくなった場合のために月数万円を支払っています。私のような妻も増えてきていると思うので、遺族年金制度はぜひ改正していただきたいと思います。

no どちらでもありません (RinYouMama・東京都・パートナー有・40歳)
夫婦共稼ぎなので、どちらが相手を扶養するという意識はありません。ローンや車など大型の出費は主人、細かいものや貯金は私、という感じで何となくの分担になっています。主人は5年前に会社を立ち上げ、私はサラリーマンですが、会社立ち上げ時期に出産したので とりあえず子どもたちは私の扶養家族となっています。その申請を会社にしたときに、女性が扶養者になるには 文書での説明が必要だと言われ、戸惑った記憶があります。今となっては古い考え方ですよね。

no 母親が子を扶養する手続きに疑問 (みやぎ・東京都・パートナー有・35歳)
夫より収入が多く福利厚生のしっかりした勤務先のため、産まれた子どもは私の被扶養者にしました。そのときに、「父親ではなく母親の扶養にする理由書と、母親の方が収入が多いことを示す証拠書類(源泉徴収票など)を提出してください」と言われたことが納得いきません。なぜ父親の扶養なら何も問題なく、母親の扶養にするとこのように正当化する手続きが必要なのでしょうか?

no 公的年金も仕組みを見直すべき (三姉妹の母・京都府・パートナー有・41歳)
夫婦フルタイム勤務ですので定年後の年金はお互い厚生年金部分もありますし、この部分では公平とみなしていますが、ご指摘のように遺族年金は妻である私はなくなった場合の遺族年金は全く制度としてなんの仕組みもないことは男女平等に反する仕組み。男女が安心して過ごせる年金制度であることを強く望みます。また、専業主婦も収入がなく大変だとは思いますがサラリーマンの扶養であっても将来受け取る年金は自分で積み立てをしていくべきと思います。これだけ高齢社会で財源難なので……

no 夫を扶養しています、が。 (ぴょこん・神奈川県・パートナー有・38歳)
現在、夫を扶養しています。夫若しくは妻が、それぞれの配偶者を扶養する、というのはおかしいことだと思っています。税控除や遺族年金の性差があること自体、反対です。男女、配偶者間の平等に一歩近づけるための方策が必要だと思っています。世の中には、女性に対する差別ばかりでなく、男性に対する差別も存在していることを誰もが強く認識するべきと考えます。

no 質問にびっくりしました。 (レッズ・埼玉県・パートナー無・29歳)
質問にびっくりした人の一人です。私は男で独身です。自分が将来結婚して、妻が専業主婦になったとしても、「妻を扶養している夫」とは間違っても思わないつもりです。パートナーとは対等であり、自分にはなくてはいけない存在であろうと思うからです。この「扶養者」、「被扶養者」の表現には、未だに男尊女卑の考えが現在の制度にはびこっていると感じます。私の妻には「夫に扶養されている妻」だとは間違っても思わないでほしいし、思わせないつもりです。

no 相互に扶養しあっているのかな? (ayako_tokyo0218・東京都・パートナー無・34歳)
相互に支えあっているというのが現状です。共働きで、同じ会社に夫が勤めているのですが、二人で仕事をしながら家庭のことはやっています。家事の役割分担は固定化してしまっている部分は若干ありますが、二人の支えあいで夫婦関係が成り立っていると思います(子どもはおりません)。これからは女性の力を活用して日本経済を活性化させる時代だと私は思いますし、「扶養」という考え方も変わってくるのではないでしょうか?

no どちらなんだろう (おかみちゃん・愛知県・パートナー無・44歳)
上の2人の産休・育休を経て次男が3歳まではフルタイム。その後非常勤を続けながら2人を産んで4人目が今年3歳になります。非常勤になってからは夫の扶養家族を外れてぎりぎり赤字にならない程度(150万〜200万)の年収で推移しています。そういう意味では扶養されているわけではないのでしょうが、研修やパソコン関係の消耗品などは持ち出しなので家計への貢献度はかなり低く、完全に自立していると胸を張っていえる状態ではありません。7:3で家計と家事、家事と家計をそれぞれ負担している状態です
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
税制上の問題についても考えてみたい
「夫に扶養される妻ですか?」の問いかけにたくさんのご投稿をいただきありがとうございます。結果をみますと「Yes」が20%、「No」が80%。さすがイー・ウーマンの皆さんだからか、それとも世の中の傾向なのか、「夫を扶養する妻」、「夫は扶養していないけれど子どもは扶養する妻」など、夫より年収が高いか安定している方からの投稿も多く、大変興味深いです。

レッズさんの「私の妻には『夫に扶養されている妻』だとは間違っても思わないでほしいし、思わせない」という言葉も、とても嬉しく頼もしく思いました。現在、夫を扶養している妻たちも、きっと夫に対して同じように感じていらっしゃるでしょうね。

夫婦は経済的な面だけでなく、精神的な面や労力的な面でも助け合って生きていかなければなりません。ayako_tokyo0218さんがおっしゃるように、「二人の支えあいで夫婦関係が成り立っている」のですから、養っているとか、養われているとかいう関係ではないですよね。おかみちゃんさんのように「7:3で家計と家事、家事と家計をそれぞれ負担している」夫婦もいるでしょうし、場合によっては9:1とか10:0ということもあるでしょうけれど、分担割合によって夫婦の平等性がそこなわれるものではないと思います。「形式的には『扶養されている』ですが、気持ちは『扶養』ではなく、それぞれの役割を持って家庭を作って(運営して)いる」というたま♪さんの言葉が、夫婦の正しい関係ではないでしょうか。


それではまず、国の制度における扶養とは何か、というところから考えてみましょう。ウィキペディアに非常に簡潔にまとめられていますので、ご紹介します。

これによると、「扶養とは、日本国憲法第25条、第26条の趣旨にのっとり、ある者の生活を、その者の親族または国家が経済面より援助すること」とあります。「扶養を受ける権利のある者」を「扶養権利者」、「扶養をする義務のある者」を「扶養義務者」、実際になんらかの援助(給付)を受けて扶養されている者を「被扶養者」というとあります。また、民法による「私的扶養」と、生活保護法による扶養などの「公的扶養」の二種類があり、私的扶養が困難な場合のみ公的扶養が開始されるというのが法の原則である、ともあります。

こうしてみてみると、本来の扶養者、被扶養者という意味は、正しく助け合いの精神にもとづいているんですね。ことに子どもには「扶養権利者」の権利がきっちり保証されていることが大事ですから、国の制度の基本は間違っていないと思います。ただ、法の運用面においては、いまだに生計の担い手である扶養義務者は男性であり父親であるという古い観念が残っていて、現代の私たちの暮らしにマッチしない部分が多く発生しているわけです。

その代表的なものが公的年金の遺族年金です。ここでは詳しいお話をするスペースはありませんが、扶養義務者が妻であった場合、妻の死亡によって夫ばかりか子どもの生活まで経済的に困窮してしまいます。そのために、mjukさんは過大な保険料を払うハメになっているんですね。

RinYouMamaさん、みやぎさんは申請の手続きに戸惑ったそうですが、そんな手続きが必要なこと自体、おかしいですよね。また、ぴょこんさんはこうした法の不備は女性だけでなく男性への差別でもあると指摘なさっていますが、三姉妹の母さんがおっしゃるように「男女が安心して過ごせる年金制度」であるよう早急な法改正を望みたいですね。専業主婦の年金保険料の問題も、イチからの見直しが必要だと思います。

ANNEさんは、腑に落ちない気持ちを抱きつつも、税制上で有利な「扶養される妻」にしているそうですが、税制の問題でいえば配偶者控除があります。私は専業主婦であっても、働く妻と同様に社会への貢献度は高いと考えていますので、配偶者控除そのものに反対なわけではありませんが、この制度も現代にはマッチしない制度になっています。引き続き「扶養されている妻か」、「扶養している妻か」など皆さんの現状をお聞きしながら、明日は税制上の問題についても考えてみたいと思います。社会保険制度において、税制において、日常の暮らしにおいて、皆さんはどんな疑問を感じていらっしゃるでしょう。ご意見お待ちしています。

小野瑛子
家計の見直し相談センター
小野瑛子


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