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会議番号:2798

はまっている手作りがありますか?

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【開催期間】
2009年09月07日より
2009年09月11日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

池田祐巳　陶磁器デザイナー

一週間を通してほぼYesとNoが半数ずつという結果でした。そして、予想して楽しみにしていたものの、それを�……

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4日目までに届いている投稿から...

かぎ針で編むビーズジュエリー (miyabi00000・岐阜県・パートナー無・33歳)

編み物、特にかぎ針編みが大好きです。中でもベビーシューズや帽子など、ベビー用品を編むのにはまっています。そんな私が今一番興味を持っているのが、かぎ針で編んで作るビーズのジュエリーです。糸にビーズを通し、かぎ針で編んでいきます。出来上がった作品は、それはそれは息をのむほどの美しさ！いつかはチャレンジするぞ、と思いながら、本を眺めている今日この頃です。

	カルトナージュ (kumiz・東京都・パートナー有・32歳)
カルトナージュをやってみたいと思っています。今、自宅の収納の見直しをしており、部屋の雰囲気に合うボックスなどを雑貨屋さんなどでいろいろ探していますが、サイズ・デザインともに気に入るものがなかなかありません。素敵な布を箱に仕立てられる技術があったらいいな、と思います。

生まれてくる子どもにお洋服を (愛、感謝、夢、笑い・東京都・パートナー有・29歳)

最近産休に入ったので、早速ミシンを購入して、子どもの服を作ってあげたいです。お店でもベビー服を見たりしますが、どのブランドも子ども子どもしすぎというか、幼すぎるものばかりで、気に入るものがありません。自分自身も親戚の結婚式で花束贈呈した時にはドレスを、また普段にもカッパを作ってもらったりして気に入っていたので、子どもにも大きくなっても忘れられない一着を作ってあげたいです。

	すご～い！の一言。 (まっこん・和歌山県・パートナー無・29歳)
手作りの魅力のひとつは、人に見せたときの「すご～い！」の一言につきます（笑）自分だけのオリジナルもさることながら、「そんなの自分で作れるの！？」っていう相手の反応が嬉しくて嬉しくて。ビーズ教室では「すご～い！　ステキ～！」の声が連発で笑顔が絶えません。

	お菓子作りです (しろしろしいなパートナー無・)
友人に必ず手作りのお菓子でおもてなしをしてくれる方がいて「女性らしくて素敵だなぁ」と常々感じていたので。買ってくれば楽だし種類も豊富だけれど、手間がかかっている分大切に思われているんだという実感があります。自分で作ったもので喜んでもらえる喜びを私も味わいたいです。

やりたいことはたくさん (あきんぼ・東京都・42歳)

すぐに浮かぶのは、クイリング、ポリマークレイ、アートクレイシルバー、エコクラフト、ジュエリークロッシェです。道具や材料を揃えかけたけど、作品作りを始めていないもの。本を買っただけ。テレビで見ただけのものなどもありますが、エコクラフトだけは材料費が高すぎる気がして何か策は無いものかと調査中です。エコクラフトの代用になる手芸か、安価な材料を知りたいです。

出産、育児、退職 (Gigi・千葉県・パートナー無・26歳)

私は出産を機に手芸にはまり、抱っこ紐を量産しました。知り合いのお母さん方の間で輪が広がって、今では計10人以上の方がオリジナル抱っこ紐を作っています。一方、私の退職した父は藍染にはまってしまい、実家に藍染工場ができています。藍で染めたさらしで私が抱っこ紐を作り……など、ちょっとしたコラボレーションができてとっても楽しいです。このように輪が広がったり、一緒にできたりするうちにはまってしまいました。

おいしい食材とご飯 (さかたま・東京都・パートナー無・31歳)

第一子の産休中は、オーガニックコットンの毛糸でベビー用のカーディガンや帽子を作ったのですが、子どもが産まれて仕事に復帰すると、すっかりそんな余裕がなくなってしまいました。今一番やってみたい手作り、それは食材です。家庭菜園で野菜を育てて、子どもと一緒に収穫を楽しみたい。一緒に味噌を作って、子どもの大好きなお味噌汁を自家製の味噌で作ってみたいなど。おいしいお店めぐりが大好きだった私、家庭でもおいしいご飯を毎日食べられるのが夢です！

食べ物 (shosho・京都府・パートナー無・44歳)

実家では梅(梅干、小梅干、梅酒、梅ジュース)、紫蘇ジュース、しょうが、らっきょう、味噌と手作りしています。梅干は、購入したものは食べられなくなるぐらい味が違います。毎年楽しみです。私は全く門外漢なのですが、できるだけ出所の明らかなところでおいしいものを食べたいので、そのうち、色々手作りしたいです。

5日目の円卓会議の議論は...

手でモノを作ることは人間の本能

一週間を通してほぼYesとNoが半数ずつという結果でした。そして、予想して楽しみにしていたものの、それをはるかに超える「バラエティに富んだ手作り」が投稿され、とても活発な意見、情報交換ができたと思います。

皆様の投稿からは料理やパン作り、洋裁に石鹸作りなどさまざまな手作りを楽しまれているご様子が伝わって来ました。同時に『手作り』に対する姿勢や距離感も人それぞれだということが思い知れました。無理がない程度に手作りをしている方、本格的に追求している方、ビジネスに結び付けている方などです。

ただ、どんな手作りでもどのような姿勢でも、はまっている理由は皆さん同じ、『作っていて楽しい』『出来たものを見て嬉しい』ということのようです。

欲しいと思うほとんどのモノがそう苦労せず、手作りより効率良く手に入る状況の中で、それでも『手作り』にはまるのは、手作りからモノ以上の何かが得られることを感じているからなのでは、と思います。
それは、達成感だったり、家族の喜ぶ姿だったり、没頭できる時間だったり。

もちろん手作りのモノは、モノ自体にも様々な利点があります。食品や直接肌に触れるものでしたら、その材料の安全性。アクセサリーや洋服に関しては、オリジナル性。他には利便性や再利用により無駄を省く点などです。

また、現在ではエコロジーの面からも手作りはいっそう注目されて来ています。モノを処分せず再利用して他のモノをつくり出すということです。
　
夜風が涼しくなり、少しずつ夜が長くなる季節です。気になっている手作りがありましたら、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
何かを作るために時間を費やすことは私たち人間の本質のように思います。
大変ながら、作っている時間が妙に心地よく感じる、そんな一時をたまには経験してみてはいかでしょう。

　

池田祐巳
陶磁器デザイナー


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