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会議番号:2305
警察・検察の取り調べ、全面的な「可視化」に賛成?
投票結果
71
29
443票
179票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年11月05日より
2007年11月09日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
江川紹子 フリージャーナリスト
たくさんの投稿、ありがとうございます。冤罪事件とか、警察や検察による取り調べというと、すごく遠い世界……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
警察は怖い (ハルミン・東京・31歳)
経験はないのですが、実際逮捕されて、取り調べを受けたら怖いだろうなあと思います。悪いことをしていなくても、お巡りさんを見ると緊張しませんか? その反面、どうして自分でやってもいないことを「自白」する人がいるのか分からないような……。よほど気が弱いのか、自分なら大丈夫じゃないか(無実の罪を自白するわけない)という気もします。いずれにしても、全部録画・録音していれば警察の人も脅したり、殴ったり、怒鳴ったり、あまり酷いことはできなそうで、安心だと思います。
基本的には賛成 (いまいくん・埼玉・44歳)
警察や検察を全面的に信頼することができない以上、取り調べの可視化はやむを得ないと思います。もちろん犯罪者の人権は制限されるべきだとは思いますが、まだ容疑者のうちは犯罪者ではありませんから。ただ、警察&検察側、弁護士側とも自分たちの利害だけでこの問題を論じているような部分もありますので、第3者的な有識者&機関の判断も大事だと思います。
可視化に賛成です (緑風・京都・パートナー有・36歳)
私は弁護士会案に賛成です。検察案のように自白部分だけを録画というのは理解できません。自白に至る過程を記録しておくことが可視化の議論がでた当初の目的なのではないのですか? どのような経緯で出た自白か分からないのに、証拠能力があるとはいえないと思います。また警察が主張している信頼関係というのにも疑問があります。カメラの有無に左右されるような信頼関係など、最初から存在するのかどうか怪しいとすら感じます。
検証は慎重に (masako11・東京)
全面的な「可視化」に賛成です。全ての警察や検事が被疑者と信頼関係が築けているとは思えません。また、取り調べた本人が、取調べの内容や方法に誤りが無かったかについて、取り調べ後に客観的に見ていくうえでも、ビデオ録画をしたほうが良いと思います。ただ、録画の検証では、プライバシー等、様々な問題があり、証拠として用いるのは慎重に行う必要があると思います。
もはや警察が信用できません。 (yu-ho・北海道・33歳)
昔は「警察にまかせておけば大丈夫」という根拠のない信頼感がありました。しかしここ最近、警察を含めた公的機関の不祥事が続くなかで、その信頼感はもはや失墜しています。全面的な可視化に賛成です。警察の言うように、自白後の供述のみを記録するのでは警察側に都合のよいように記録が利用されるのでは、という疑念が拭いきれません。警察の言う「全て記録していては築けないレベルの信頼関係」に何の意味があるのでしょうか。記録することで供述の信頼性も上がると思います。
「踏み字」にはあきれました (ぺり・鹿児島・パートナー無・25歳)
最近、鹿児島県警が取り調べの際に「踏み字」を行っていたという報道がありました。初めて聞いたとき「いつの時代の話なんだ」とショックを受けました。あきれると同時に、今現在でも「踏み字」のような人権を無視した取り調べが行われていることに驚きました。取り調べの暴走を防ぐために「可視化」には賛成です。
安易な可視化には反対 (peko39・神奈川・パートナー有・29歳)
「全てを可視化」、という意見には反対です。取り調べ過程の透明性確保が、真実を導き出すことに繋がるかどうかに疑問を感じるためです。自白の強要の有無を映像記録から定量的に判断することはできないのではないでしょうか。被疑者の人権確保のための手段として、被疑者の合意の下に活用することが有効ではないかと思います。
可視化したときの弊害を考えると (marco302・ベトナム・パートナー無・36歳)
最近「可視化」とか「透明性」とかよく言われますが、それらが全て良いこととは思いません。特に人の人生を大きく左右することになる「取り調べ」という意味においては。私が交通事故を起こした時、まさに「取り調べ」られた訳ですが、警察は1人では取り調べません。警察を「性善説」でみるのか「性悪説」でみるのか、そこが基点なのではないでしょうか。また、取り調べられる人も「ビデオ録画します。」なんて言われたら、無罪でもぎこちなくなり、不利な結果に終わることになるかもしれません。
2日目の円卓会議の議論は...
可視化に向けて
たくさんの投稿、ありがとうございます。
冤罪事件とか、警察や検察による取り調べというと、すごく遠い世界の話のような気もしますが、実はそうでもないんですよね。再審無罪となった富山の事件も、一審で無罪が確定した鹿児島の選挙違反事件も、ごく普通の生活をしていた人たちが、ある日突然、警察に引っ張られ、厳しい取り調べをされ、自白を求められたのでした。
しかも、裁判になっても警察官や検察官は無理な取り調べをしたことをなかなか認めません。「踏み字」までさせて自白を迫った鹿児島の事件でも、検察側証人となった警察官7人、検察官3人は、口をそろえて「無理な取り調べはしていません」と述べたのでした。そういうこともあって、可視化が必要だ、という声が急速に高まってきているのです。
可視化
は、冤罪を防ぐ<ためだけでなく、
裁判の迅速化
にも役立ちそうです。というのは、裁判では、被告人が「調書は捜査官の作文だ」と訴えることが、かなりしばしばあります。言ってもいないことが書かれたり、言い分がねじ曲げられたり、という主張です。そのたびに、取り調べた警察官や検察官、留置場の担当者などの証人尋問が行われたりして、とても時間がかかるのです。
録画や録音
が行われていれば、そういう無駄なやりとりをしなくてすみます。捜査段階では反省して自白したはずの人が、裁判になって「無理な取り調べで自白させられた」と言って罪を逃れようとすることも防げます。というわけで、韓国やオーストラリアなどでは、被告・弁護側だけでなく、検察側の方からも「可視化してよかった」という声があがっているそうです。
ただ、全面的な可視化には、まだ躊躇をしていらっしゃる方が結構いらっしゃいますね。いきなり大きなビデオカメラを突きつけられたら、話しにくいだろうな、とは思います。全面的可視化にはNoという方の中には、むしろ
被疑者の人権
が損なわれるおそれがあるのではないか、という心配をされている方がいます。Yesの方にも、「慎重な運用が必要」という意見がありました。
どういう点が心配なのか、あるいは可視化を実施するには、どんな点に注意したり工夫したりして運用すべきか、
意見を聞かせてください。
江川紹子
フリージャーナリスト
「「犯罪にはもっと厳罰を」に賛成?」
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