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今週のテーマ
会議番号:2218
朝の情報ワイド番組、観ていますか?
投票結果
51
49
720票
687票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年07月16日より
2007年07月20日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
宗像 孝 株式会社フジテレビジョン 情報制作局
今回は、本当にたくさんの投票・投稿をありがとうございました。こんなにも多くの数の反響があるとは……現……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
奈良県立大淀病院事件 (rio2・北海道・パートナー有・38歳)
「奈良県立で妊婦が19病院で転院を断られた事件」を契機とする県立病院の産科医療の崩壊について、ワイドショーにも責任があると考えます。実際には6時間放置していたわけでもなく、19病院をたらい回しされていたわけでもありません。ことの本質は奈良県の貧弱な産科小児科診療体制にあり、一医師の問題ではなかったと思うのですが、各局のワイドショーは担当医を糾弾するだけでした。全く、無責任です。医療事故をショーの一部にしてしまう責任は重い、と思います。
国民を煽っていると思います (sacchin・千葉・パートナー有・39歳)
朝はNHK派です。事実のみを客観的に伝えるニュースが見たいからです。民放にもきちんとニュースを伝えるキャスターもいらっしゃいますが、朝や晩のワイド番組や「ニュース」と銘打った番組の多くでキャスターやコメンテーターの個性的な意見があまり知識のない多くの国民を煽っている気がします。私はたまにニュースに登場する会社に勤めていますが、ワイド番組などで事実と異なることをキャスターの方が感情的に伝えているのを何度も見ました。何を見るのも個人の自由。だから怖いです。
医者不足を招いたのはマスコミ (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・34歳)
なんでも「医療ミス」と騒いで、合併症も副作用も全部まとめて「ミス」にしてしまう姿勢に強く反発を覚えます。その結果、どれだけの病院が救急告示病院を取り下げたでしょう。いくつの病院・診療所が閉鎖したでしょう。社会に与える影響を考えずに口にしているとしか思えません。煽るだけ煽っておいて、今度は、医者が足りないのは厚労省の責任だということになっています! 対立軸で話すスタンスでは、煽っている、と思われても仕方がないと思います。
ほとんど観ませんが (developing・東京・パートナー有・39歳)
事件報道等に慎重な姿勢がなく正確と思えない時があります。差別化を図るには、事件報道(特に被害者や加害者周辺の取材)をいっそ控えたらいかがでしょう。それだけで視聴者層が分かれていいと思います。
被災地の様子より自分で活動を (Jerryb・東京・パートナー有・40歳)
あまり観ないといいつつTVがついていたりするのですが(笑)、最近目に余るのは、被災地からの報道です。朝に限ったことではなく、どの局かもあやふやですが、土足で踏み込んで他人の不幸をさらすような映像やコメントには怒りを覚えます。災害のショックや将来の不安で一杯の時に、カメラに追われたらどんな気持ちでしょうか。被災地の人の様子ではなく、自分が手伝いに携わる姿を写せば、所詮安全な所にいる人がその時だけ行ってしゃべりちらして帰る印象もなくなる気がします。
スポーツ関連報道に物申す (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
これは朝の番組に限りませんが、五輪等の国際大会が近づくと必ず各局が競って「○○選手、金メダル確実!」という予想を始めます。視聴者の関心を呼びたい意図は理解しますが、一方でこの一言が選手にどれだけ無用のプレッシャーを与えていることでしょう。事実、こうした報道の対象となった選手の多くが本来の実力を出し切れず大会を終えています。今年、間もなく世界陸上が始まります。まずは競技に集中できるよう配慮し、結果栄冠を勝ち取った選手を盛大に賞賛するのがあるべき姿と思います。
お祭り好き体質では? (k-min・東京・パートナー無・44歳)
正確性に欠けるとは思いませんし、煽られてるとも思ってません。ただ、その場しのぎの視聴率がとれそうな派手な話題が好きなのではないでしょうか。政治も個人的スキャンダルが主で、教育や年金等々でも打ち上げるだけですぐ忘てしまうもどかしさがあります。これは朝の番組だけではなく日本のジャーナリズム全体の問題じゃないですか? 日本人の心にくすぶる本当の不安や怒りが大きなムーブメントに繋がらないのは日本人の気質もありますが、ジャーナリズムのお祭り好き体質も一因かと思います。
視聴者と同じ視点をもって (アンジェプロデュース エミ・佐賀・パートナー有・29歳)
朝はいつもNHKの子ども番組をつけています。しかし、今朝の出来事ですが、パートナーが「とくダネ」を見ていて、ニューヨークの爆発事故の映像で、水蒸気があちこちで噴出していました。中継担当の方から説明がなく、なぜ水蒸気!? と二人で話していたときに、小倉さんが鋭く「こちらには水蒸気が噴出している理由が分からないのですが……」と中継担当の方に聞いてくれました。その時に、私たち視聴者と小倉さん達との距離がすごく近く感じました。さすがですね。
5日目の円卓会議の議論は...
「ワイドショーと言われ続けても……」
今回は、本当にたくさんの投票・投稿をありがとうございました。こんなにも多くの数の反響があるとは……現場の制作者として、喜びと同時に身の引き締まる思いがいたしました。
さて、最終日のテーマとして投げかけさせていただいた「朝のワイドショーは正確性に欠けていますか? 国民の感情を煽っていますか?」ですが、ひとつひとつの投稿には、うなずかされる点が数多く含まれていました。しかしながら、現在私が担当している番組では、視聴者の皆さんのそのようなご批判に対して、ささやかながら抵抗を続けてきたということもわかっていただければと思います。
今回、いくつか投稿の寄せられた「医療問題」ですが、私どもの番組では5年ほど前から「検証・ニッポンの医療」というキャンペーンを始め、産科医療の現実などこれまで数多くの医療問題を取材してきました。
正確な報道・検証を行うために
、我々は3カ月ほど前から番組内で専属チームを作り、監修として医療ジャーナリストの方に参加してもらいながら、制作を進めています。
rio2さんからご指摘のあった奈良で起きた妊婦が亡くなられたケースについても、先月特集を組みましたが、担当医の糾弾ではなく、産科医療の体制が抱える問題について、救急体制を軌道に乗せた宮崎県の試みなどを紹介しながら冷静に報じたつもりです。
また、ぱーと救急医さんから指摘のあった「医療ミス」とのワードの使い方についても、裁判で確定、係争中のものかもしっかり調べたうえで「医療事故」と峻別して番組作りを進めています。結果、これまで事実関係の訂正を行ったことはなく、現場の医師からも一定の評価を得るまでになったとの自負を持っています。
k-minさんからは「その場しのぎの視聴率がとれそうな派手な話題が好きなのでは」とのご指摘がありました。確かにその通りかもしれません。
しかしながら、私の番組では、例えば8年前にあった「サッチー騒動」や最近では宮崎県の東国原知事の話題などについて、視聴率がとれるから何でもかんでも取り上げるというスタンスではなく、
ニュースとして本当に伝える意義があるのかを判断しながら
、「長々と引張る」報じ方を極力避けています。
また最近、このジャンルの番組でよく目にする「激撮」や「潜入」など、実際の状況をことさら誇大に表現するワードの使用も慎重に行っています。卑近な例ですが、よく使われるワードとして「号泣」という表現があります。おうにして実際に映像を見てみると、涙は流してはいますが決して「号泣」ではないケースを数多く目にします。そのような時は、スーパーでも新聞欄のタイトルでも迷わず「〜が涙」などという平易な表現にしています。
ささやかな努力は続けてはいますが、今回いただいた投稿の内容は、いずれも的確に朝の情報ワイド番組全体の問題を鋭く突いており、制作者として真摯に受け止めねばならないものばかりです。
この時間帯の番組はこれから先も、ある種の負の先入観を持たれながら「ワイドショー」と呼ばれ続けるのでしょう。しかし、「ワイドショー」という言葉は、何もスキャンダラスな話題を取り上げるから「ワイドショー」なのではなく、
報道番組などとは違ったスタンスで、政治・経済・事件からスポーツ・芸能まで360度幅広いジャンルを扱えるという意味で「ワイドショー」
と呼ばれているのだと思います。
「ワイドショー」されど「ワイドショー」
視聴率と“報じる意義”のはざまで揺れながら、今後も日々、番組と格闘していきたいと思います。今回は数多くの投票・投稿、本当に本当にありがとうございました。
宗像 孝
株式会社フジテレビジョン 情報制作局
「信頼するテレビの報道番組はありますか?」
やっぱり「報道」はNHKが頼り……!?
「メディア規制法ってやっぱり必要なの?」
ジャーナリスト大谷昭宏さんが問いかける
「佐々木かをり対談 win-win > 第85回クレイ・チャンドラーさん」
ジャーナリストは、スクープではなくて「視点」で競争しているんです
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