|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:2212
心療内科と精神科の違い、知りたいですか?
投票結果
88
12
703票
93票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年07月09日より
2007年07月13日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
たくさんのご意見ありがとうございます。従来、精神科では統合失調症、躁うつ病、てんかん、神経症を主に診……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
「精神科」のハードルの高さ (bun0729・山梨・パートナー有・34歳)
わたしはオーバーワークによるうつ状態と適応障害で4年ほど通院しています。先生の都合で、心療内科→精神科→神経科と変わっていますが、「診療の内容は違わないんだ」ということは受診して初めてわかったことです。要は早く適切な対応を受け、ストレスの源泉を軽減させると同時に、薬剤を併用しながら体力とポジティブ精神力を回復させていくことなのですが、もともとつらい状態では、どこへ行って誰に何を訴えればよいのかがわからないのが、通院前の迷いでした。1年無駄にしました。
原因不明=ストレスが原因? (赤鼻のトナカイ・三重パートナー有・)
アトピー性皮膚炎になった時、いくつか検査を受けましたが原因が特定できず「精神的ストレスが原因かも」と言われました。でも、何となく原因不明なものは「ストレスが原因」で一まとめにされている印象で、そもそも精神科に行く事が適切な解決策なのかも判然とせず。こんな気持ちでは精神科での治療効果にも期待を持てず、行かずじまいでした。行けば何かが変わっていたのでしょうか? サーベイの展開を楽しみにしています。
先ずは専門家に相談します (920・三重・パートナー有・51歳)
そのような場合、私は家族や自分の症状を具体的にメモしておき、クレジットカード会社あるいは健保組合のドクター相談窓口に電話します。症状を説明して相談した後、営業時間を含めた近くの病院を複数紹介してもらえますから重宝しています。特に症状によって診療科目が微妙に異なる場合があり、無駄足を防ぐこともできます。また、24時間対応してくれますので助かっています。なお、地方では紹介病院が限られますが、東京の場合はすぐ近くで見つかり、その利便性のよさに感心しました。
細分化しすぎでは? (かすが)
心療内科・精神科の標記に限らず、最近の医療機関は、その科名がかなり細分化されています。そのため、そうでなくても行きたくないと思っている病院のどこに掛かったらいいのかがわかりにくく、敷居を高くしているのではないかと思います。もっと患者にわかりやすい名称にしてほしいと思います。
心療内科に2回程 (chaf・パートナー有・32歳)
過去2回心療内科のお世話になりました。1回目は過呼吸。ネットで調べて心療内科が良いと解り、評判の良さそうなところへ行きました。2回目は食事後の吐き気に悩まされ内科に行ったら自律神経だから心療内科へ行くようにと促されました。1回目と別の心療内科に行くとカウンセリングを勧められ、数ヶ月通いました。たまたまあの時は心療内科に行きましたが、もし精神科を勧められていれば言われるまま何の疑問も持たず精神科に行っていたような気がします。藁をも縋る思いでしたから。
疑問の山 (Aska)
知りたいことは知りたいのですが、ではどこに受診となると別問題。自分ではわからないから受診するということもあるので。やはりホームドクターからの紹介が一番安心なのでしょうが、他の医療機関の斡旋が専門ではあるまいし、必ずしも全ての科についておすすめのところがあるわけでもないでしょう。気にはなっていますがどこに行けばよいのやら。費用についてもとても心配です。
2日目の円卓会議の議論は...
「心身症」は心療内科「神経症」は精神科?
たくさんのご意見ありがとうございます。従来、精神科では統合失調症、躁うつ病、てんかん、神経症を主に診察の対象としていました。しかしてんかんは神経疾患であることから、神経内科や小児科など他科での診察がされるようになってきました。
近年、精神医学の診断治療学の発展で、神経症は不安障害などの別の診断名を用いるようになり、さらに人格障害・発達障害・適応障害など新しい診断名が使用されるようになるにつれて、診療科の垣根が混沌としてきました。最も混乱している要因は、一般に「心身症」は心療内科、「神経症」は精神科が診察の対象としていることです。
心身症の定義
は、日本心身医学会によれば、
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的、ないし機能的障害が認められる病態をいう。ただし、神経症やうつ病など他の精神障害に伴う身体症状は除外する」
と定義されています。
簡単に言えば、心と身体両方に不調を来している状態の人を内科領域で総合的に見ていくということですが、「神経症や精神障害を除く」という文言で心身症の範囲を限定しています。あくまで内科の特殊な一分野ということです。
一方
「神経症」
は
「強迫神経症」や「不安神経症」などとして一般的にはまだまだ使用されていますが、古典的な「ノイローゼ」や「ヒステリー」などの概念に近く、主として精神に変調を来す状況を診療の対象としたもの
です。
医療機関においても神経症と心身症を区別せず使用しているところが少なくありませんが、問題なのは、受診する方の立場では、どちらのカテゴリーに属するかは分からないことです。神経症や精神障害であっても身体症状が全面に出ることがしばしばあり、内科、時には整形外科や皮膚科など最もその症状の強い科を受診するのが一般的です。
受診する側のニーズと診察する側の対応が合わなければ、ドクターショッピング、たらい回しになりかねません。皆さんのご意見を集約すると、「違いはよくわからないが、今の症状を何とか直してもらいたいということで受診した」ということでしょうか。
明日は
医療サイドの問題点についてふれたいと思います。皆さんは、
受診をする際に改善を期待すること、あるいは実際に受診して感じた問題点
などについてご意見をお寄せ下さい
。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|