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今週のテーマ会議番号:2135
憲法改正の必要があると思いますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2007年04月02日より
2007年04月06日まで
円卓会議とは

高成田享
プロフィール
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
円卓会議議長一覧
憲法の言葉、とくに前文に、私などは違和感がないのですが、若い人たちにとっては、中身より前に、わかりに……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 定期的な憲法見直し (大塚 祐司・奈良・パートナー無・27歳)
日本は9条で非武装をうたっているにもかかわらず、自衛隊を海外に派遣しているのです。こんな国は世界を見ても日本ぐらいではないでしょうか。非常に恐ろしいことです。解釈の違いでここまでやる日本政府には、私は呆れて何も言えません。この問題だけでなく、現憲法には何十年も前に制定されたものが多くあります。時代・世流に対応するためには、憲法の定期的な改正を考えるべきだと思います。

yes 常に議論ができる憲法に (blueberry53・大阪・パートナー有・50歳)
かつて、憲法の前文を暗記すればその真意が分かる、と思い覚えましたが、いまだに十分理解できません。改憲論議があるのは分かりますが、どれくらいの方が憲法を理解しているのでしょうか。現在の改憲論議には抽象表現をもとに、自らの思いに偏った議論が多過ぎる気がします。例えば戦争放棄を「戦争の悲惨さを理解し、その廃絶に国民は努力する」など、分かりやすい表現の憲法にする必要があると思います。

no 今のままではいけない (ハルミン・東京・パートナー無・30歳)
私も高成田さんと同じ理由で、今、憲法を変える必要性があるとは思いません。ただし国の基幹としての憲法はそのままでも、戦争や自衛に関する日本人の考えはこれまでのままではだめだと思います。第二次大戦直後と今では、世界の状況がまったく違います。もうアメリカには、共産主義に対する砦として日本の領土を死守するという動機がありません。日本人の安全を日本人自身が先頭に立って守るのは当たり前だと私は思います。自国の平和に対する責任について、もっと議論する必要があると思います。

no 時期早々 (worldy・兵庫・パートナー有・37歳)
私は、改憲には反対です。安倍首相がリーダシップを示したいというのはいいのですが、日本が狙われるという意見には懐疑的です。今の日本の国力では、米国、EUにおいて、以前ほどアジアの中核とは見られていない気がします。隣国との強調が必要な今、改正は、時期早々だと思います。理想と言われようが、憲法9条と25条(すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する)は守るべきだと思っています。

no 現実に照らし合わせ、護憲 (tarshu・東京・パートナー有・37歳)
現行憲法でもむりむり解釈をしてPKO派兵しているのだから、このままでいいと思います。政府はむりむり派兵するために踏む必要のあるプロセスが面倒なのでしょうが、ともすれば国民不在・マスコミだんまりで、知らぬ間に決まっていることが多いなか、必ずニュースに登場し、必ず物議を醸し、嫌でも多くの国民の耳に入り、なぜ9条ができたんだっけ? と問題提起をしてくれる憲法を、何ゆえ変えなければならないのでしょうか。タカ派の政権は本当に怖いです。気付いたら手遅れだった……という事態だけは防がないとと日々思っています。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「改憲で得るもの、失うもの」
憲法の言葉、とくに前文に、私などは違和感がないのですが、若い人たちにとっては、中身より前に、わかりにくい文章になっているのでしょうね。占領軍が書いた原文を翻訳しただけというところも多いようで、日本語として美しくない、という批判も聞かれます。大塚祐司さんが憲法で非武装をうたいながら、自衛隊を海外に派遣するなんてときれるのも、blueberry53さんが憲法の抽象表現などを未だに理解できないというのも、もっともだと思います。

ただ、改正となると、現憲法をわかりやすくしたり、非武装のような現実と乖離した部分を修正したりするだけでは、おさまりません。集団的自衛権を明示するというのも、改憲論の主眼のひとつです。米国の「自衛的な」戦争に共に戦うことができるように憲法で明記するということです。その点では、いまの改憲論の主流は、片務的な日米の同盟関係を相互平等なものにすることで、もはや米国は日本を守る気がないというハルミンさんの懸念は、改憲の先の議論かもしれません。

私が心配するのは、憲法改正で日米安保を平等な関係にしても、米国の「核の傘」という片務性が残る限り、軍事的な意味で平等な関係にはならないので、日本の軍事面で米国依存という体質は変わらないということです。となれば、ベトナム戦争でも、イラク戦でも、米国が戦争をはじめれば、憲法の制約がないので、韓国のように戦闘地域にも兵士を出すしかないと思うのです。

それもいやだとなると、憲法改正の進む先は、米軍への積極的な協力を経て、核武装を含めた日本の自主独立的な武装に向かうように思います。そんなことはだれも考えていない、と改憲論者の多くも反発すると思いますが、はたしてそうでしょうか。改憲もひとつの理想ですが、それについてくる現実は、理想とはずいぶん違うものになりそうです。

worldyさんは、アジアの近隣諸国との協調が大事だといい、tarshuさんは、日本のメディアが弱いなかでは、憲法の制約が絶妙のチェック・アンド・バランスの役割を果たしていると見ます。

改憲で得るもの、失うものを並べて、論議する必要がありますね。日本が国際社会で生きる上で、改憲の損得はどんなものでしょうか。明日はそれを考えてみたいと思います。

高成田享
朝日新聞石巻支局長
高成田享


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