|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:1915
伴侶動物のためのマイクロチップ、知っている?
投票結果
44
56
390票
489票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年06月12日より
2006年06月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
マイクロチップというと、とても機械的な言葉の感覚がありますが、今回のサーベイにご参加の皆様が本気で考……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
ペットショップでの割り引き制度 (cotton tail・アメリカ・パートナー有・36歳)
ペットショップでペットを購入する際、チップを入れることに同意し、施術後に病院からの証明書を店に持っていくと割引分が返金されるなどの特典が付くと、もっと普及するのではないでしょうか。ちなみにここアメリカには、動物警察がいて、虐待が認められた飼い主は逮捕されることもあります。多くは近所の住人の通報によって判明しますが、それだけ皆が動物を自分たちで守ろうという意識が高いのではないかと思います。
マイクロチップは必要悪? (紅子・三重・パートナー有・50歳)
科学の進歩が人間の感性を鈍化させて、命あるものへの思いやりが薄れていくのではないかと危惧します。他への思いやりは当然あるものではなく、悩み苦しみ、相手を理解し受け入れていく、そのプロセスがあってこそ身につくものだと思うからです。マイクロチップがあれば安全性を確保できるという点では便利ですが、安易に普及されれば、動物を理解する感性が損なわれるのではないかと思います。マイクロチップに頼る前に、法整備など論議しなければならないことが、たくさんあるのではないでしょうか。
最近知ったこと (oopon・千葉)
とある県警のホームページに、探し犬、探し猫のページがありました。もともとは、警察マスコットを紹介しているサイトから見つけたのですが、そこまでしてくれる県警があるのに驚きました。家族の一員がいなくなるのですから、捜索願いみたいなことがどこにでもあるのではないかと思いました。動物と人間は共存すべき仲間だと思うので、管理するためというよりも、子どもにGPS携帯を持たせる感覚で、マイクロチップを導入するのはいいことではないかと思います。
知らなかった! (minmi・静岡・パートナー有・32歳)
海外でペット誘拐が多発しチップを入れる……ということは最近ニュースで知りましたが、日本でもあるとは知りませんでした。率直には、ペットにチップを入れるなんてロボットみたいで違和感を感じます。しかし、被災地などで離れてしまったときを想像すると、否定もできません。
それがスタンダードに? (goma0906・愛知・パートナー有・29歳)
実験用の動物などの判別のために、使うものだとばかり思っていました。昨今のペットブームの裏には、人間達の一時の欲求やきまぐれで、不幸な目にあった動物がたくさんあると思います。チップがスタンダードになる……動物を守る手段としては有効かもしれませんが、その前になぜそれが必要となってしまったのかを、きちんと考えることが大切だと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
伴侶動物と人間の関係を、社会のなかで捉えると……
マイクロチップというと、とても機械的な言葉の感覚がありますが、今回のサーベイにご参加の皆様が本気で考え、心からのお言葉をたくさんくださったように、まさにこのことが制度化してきた経緯や意味合いを考えるということにこそ、更に意義あることと思います。
私は今回、マイクロチップは、伴侶動物の権利を守る、とお伝えしました。そのほかの様々な場面での役割もお伝えしました。それでも、つい、自分自身の「かわいい子(達)」を目の前にすると、このかわいい、愛らしい、何も罪のないかけがえのない子に痛い思いなんて、人間の都合で、ほんのちょっぴりも、小指の爪の先ほども……させたくない。と思うのは非常に自然な心の動きだと思います。現に私の犬と猫には正直、一家族となって考えるとまさに、この言葉そのままそう思います。
それでも、社会の中での人と動物との暮らしをより俯瞰して見てみると、一つの大きな流れや傾向がみえてくる事があります。このマイクロチップの普及によってあげられたテーマもまた、ほんの数年前までは議論の対象にも挙がってこなかった、「伴侶動物」はどういう存在? 彼らの本当の幸せとは? 人間との関係とは? 私たち人間はどういう態度をとっていくべきなのか? といった非常にダイレクトなテーマが、こんなにも真面目に語られるきっかけとなってくれました。これは、素晴らしいことだと感じています。
日本は文明国家であるにも関わらず、人の生活に根本的に関わる動物との関係性が語られなさすぎていたのです。例えば、「シェルター」を皆さんはご存じですか? 行き場のない、家族を失ったり、迷ったり、家族から不要といわれてしまった伴侶動物たちのケアをし、基本的に新たな家族を捜すことを第一目的とした施設です。欧米では非常に一般的です。しかし、日本ではまだ、まったく一般的とはいえません。ないわけではありません、そうした活動にも非常に多くの真摯な皆様が携わっておられます。皆さんが書かれておられるように、日本ではそうした非常に基本的な施設や制度も、まだこれから整備されていくところなのです。
ここでまとめをお伝えするとしたら、伴侶動物は野生動物ではありません。種を越えた人間の特別な友なのです。なので、何が何でも彼らが生き続けるためには人間と共に生きる生活を確保しなくてはなりません。そのことが非常に重要なのです。人間社会の中でいかにスムースに溶け込んで、当然の存在として、動物を好きではない方々にも迷惑をかけずに……その認識を社会的に俯瞰する客観性が彼らへの愛情の証でもあります。
基本はプライベートに対峙するかわいくてしかたない存在ですが、伴侶動物と人間との社会の中での関係性にも考えを及ばせていくことが可能なら、それは社会の中での伴侶動物の立ち位置をより明確にし、人間社会に優しさを忘れさせないためにどれだけ重要な存在か――これからの社会での子どもの教育にも、高齢化社会での独居の家族の生き甲斐にもなりうることも――より多くの人々が認識する機会を与えることになると思います。
わたしのうちのかわいい子達にはマイクロチップは入っています。
この1週間サーベイにご参加くださった皆様、ありがとうございました。
柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
「愛犬を迎える前によく検討しましたか?」
愛犬の幸せを考えられる飼い主に
「捨て犬、捨て猫、飼ったことある?」
溺愛ではない豊かさ
「伴侶動物と暮らしたいですか?」
皆さんの想いに感動、コメントにも力が入ります…
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|