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今週のテーマ会議番号:1908
石油の自主開発をふやすことに賛成ですか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2006年06月05日より
2006年06月09日まで
円卓会議とは

高成田享
プロフィール
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
円卓会議議長一覧
資源小国の日本にとって、石油資源の確保は、国益と言うよりも悲願であったかもしれません。太平洋戦争も、……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 自主開発ではなく共同開発 (NAMITARO・東京・パートナー有・53歳)
他国の領土内で開発をする限り、それは「自主開発」なく「共同開発」です。一方が偏った利益を享受するのではなく、資源提供と技術供与、人的交流が成り立つwin-winの関係を目指すべき。現地技術者を日本へ招請して共同で再先端の技術を共有する、現地プラントは原油での輸出に限らず、付加価値のついた商品として産業を育成する。あるいは原産国から原油を加工コストの安い国へ輸出し、製品化したうえで日本へ輸入するなど、コーディネーターとして技術と利益を複数の国で享受できる仕組みが理想です。

yes エネルギーは国家の安全保障政策 (A6M2・愛知・パートナー有・49歳)
国益という意味ではエネルギー政策の優先順位は高いと思います。資源保有国との友好関係の維持でエネルギーを確保するだけでは、不十分ではないでしょうか。かつてのオイルショックのときに、資源外交という名前の「物乞い」をしたことを忘れてはならないと思います。一定量の資源は自主開発で確保し、輸送ルートの安全にも目を配るべきと考えます。

yes 受ける影響を減らす (ニューヨーク・アメリカ・パートナー有・32歳)
石油なしでは考えられない生活ですので、他国や他国の政治・状況から受ける影響を少しでも減らしておくべきだと思います。もちろん、平行して石油の消費を減らす努力も必要です。これって、食べ物と同じなのですね。

yes 海外に依存し過ぎないほうが (Aska)
石油に限らず、海外に依存し過ぎない姿勢が重要。これからは「輸入すればいい」「なんとかなる」という考えは通用しなくなるのでは。とはいえ開発にはお金も掛かるし、さまざまな問題もあり、簡単にYesといっていいのか難しいところです。

no 代替エネルギーの開発を (abbyi・東京・パートナー無・28歳)
石油は限りある資源であると叫ばれて久しい昨今、今さら石油資源の開発に走るよりは、石油に代わるエネルギーの開発に尽力したほうが建設的だと思います。今から石油資源の開発に資力を尽くしたとして、開発ができたころには世界的に次世代のエネルギーに切り替わっている可能性が高いと思うのです。また、環境問題への配慮と言う観点からも、自然エネルギーの高度利用を進めるほうが良いのではないでしょうか。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「自主開発」のリスクとは
資源小国の日本にとって、石油資源の確保は、国益と言うよりも悲願であったかもしれません。太平洋戦争も、石油の禁輸で追い詰められた日本が最後の引き金を引いたともいえます。

戦後の悲願達成は、1958年にサウジアラビア・クウェート沖合の油田の採掘権を獲得したアラビア石油で、見事に掘り当てました。石油公団を通じて、さまざまな石油開発会社に投資が行われ、原油輸入量の16%程度が「日の丸原油」になった時期もあります。こうしたDNAが日本人には流れていますから、自主開発への賛成論が4分の3を占めるのは当然かもしれません。

しかし、「自主開発」といっても、投稿にあった通り、他国の領土内で開発するのですから、実際には「共同開発」という意味合いが大きいでしょう。つまり、パートナーの関係になるわけで、関係がこじれると、市場での出会いのように、売り手と買い手のビジネスライクな関係というわけにはいきません。

サウジアラビアの権益も、契約延長の折り合いがつかず、日本は最終的には権益を放棄しました。協議離婚ならいいのですが、相手が一方的に国営化して占有したりする危険もあります。内乱などで油田地帯が危険にさらされることがあると、権益を確保するために、自衛隊を派遣すべきかどうかという議論が起きるかもしれません。

いざというときには自衛隊の派遣も仕方がない。「自主開発」には、そんな覚悟が必要かもしれません。私も迷うのですが、自主開発に賛成の人たちは、それでも、賛成しますか。

高成田享
朝日新聞石巻支局長
高成田享


関連参考情報
■ 「「資源外交」を積極的に進めるべきですか?」
国内外で資源確保、武器になるのは……
■ 「電力不足に危機感を持っていますか?」
地球温暖化問題の視点で考えると……
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