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今週のテーマ会議番号:1867
東横イン問題について怒りを感じましたか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2006年04月10日より
2006年04月14日まで
円卓会議とは

関根 千佳
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
関根 千佳 ユーディット代表取締役社長
円卓会議議長一覧
やっぱりまだまだ、日本ではUDについて理解は進んでいないんだと、今日は少しがっかりしています。でも他者……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes ユニバーサルはみんなのもの (fly2you・茨城・パートナー有・32歳)
私はいわゆる「健常」者ですが、ひどい腰痛もちでもあります。歩けないくらい痛みがひどいときに、駅の階段は大きな障害物です。パッと見たときに、たしかに私は「障害」者ではありませんが、ひどい近眼なのでシャンプー容器のギザギザは画期的ユニバーサルデザインだと歓迎しました。このように私にとって、ユニバーサルデザインはとてもありがたいことで、そのためなら税金が少々高くなってもいいくらいの気持ちでいます。

yes エレベーターで (ハイジュ・山形・パートナー有・41歳)
先日、古い商業ビルのエレベーターに、子どもが閉じ込められました。一緒に乗ろうとして、一歩先に子どもが乗ったら、ピシャンとドアが閉まり……あわてて「ボタンを押して!」と叫んだけど、操作パネルは高い位置にあって無理でした。障害・非障害っていう区別は無意味ですね。障害者向けとされている低い位置の操作パネルは、誰にでも優しいと思います。結局、子どもは次の階で下りて、合流できました。やれやれ。バケツいっぱいの冷や汗をかきました。

yes ノーマライゼーションへの道遠し (petit-kiki・千葉・パートナー有・35歳)
育児休業中に視覚障害者支援のボランティア講習を受講したときに教わりました……障害を持つ人とそうでない人が、一緒に同じ施設を使うことを「特別でないこと」にするのが21世紀の社会福祉の理念である、と。障害者だけでなく、高齢者や妊婦、赤ちゃん連れなどには、まるで「外出するな」と言わんばかりのつくりの施設がたくさんあります。経営のTOPという立場なら、きちんと学んでほしいと思います。

no ホテルだけの問題ではない (Keichann1221・兵庫・パートナー無・24歳)
確かに東横インは問題だと思います。しかしながら日本では障害者に対する意識が少ないことがそれ以上に問題だと思います。電車で老人や障害者が入ってきでも堂々と座っている大人が多すぎます。またバリヤフリーの環境も他の国に比べると圧倒的に少ないです。それを考えると東横インの行動も理解できなくはないです。

no これも差別的な発言? (IPウーマン)
ずいぶん“無知”で、ある意味“正直”な社長ですね。障害のある方がビジネスホテルを利用することはほとんどないから、万一の事態に備える必要はない、という、“企業の論理”をとことん追求した考え方と云えます。個人的には、利用しにくいところには行かなければいいのでは、と思います。私自身、子ども用トイレや授乳室のないスーパーには行かなくなりました。結果、自然淘汰されていくでしょう。ユニバーサルデザインについては、人それぞれ個性やクセがあるなか、誰にでも使いやすい形が存在するのか疑問です。

no 非障害者のことも考えて (kurumi・パートナー無・43歳)
こんなことを書くとひんしゅくを買うのをわかっていて投稿します。スーパーの駐車場で、点字ブロックがあるため何度そこにつまずいて、カートをひっくり返したかわかりません。ベビーカーの人も大変押しにくそうにしています。そして、その点字ブロックを使用して、杖をついて歩いている視覚障害者の人をただの一度も見たことがありません。非障害者がこれほど不便な思いをしているということも、理解していただきたいと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
大切なのは、どう行動すべきかを考えること
やっぱりまだまだ、日本ではUDについて理解は進んでいないんだと、今日は少しがっかりしています。でも他者の痛みを全く想像できないのは、出会ったことがないからなのかもしれません。障害の大半は実は加齢によるもので、明日はわが身なのですが。これまで多くのみなさんが投稿されたように、車椅子の入れない公園の障害者用トイレは、使用頻度は高くないはずです。一箇所だけ使えるように点だけ直してもダメで、家から目的地までの線の改善、そして町全体という面の改良が必要なのです。そのスーパーまで行きたくても、街がアクセシブルでないから、白杖や車椅子ユーザーは行くことができないのです。

確かに、点字ブロックはリューマチなどの車椅子ユーザーにとって歓迎されないこともあります。海外では駅のホームなど明白に危険な場所しか付けません。でもその点字ブロックを、たとえ白杖は使っていなくても、弱視の人も、白内障気味の高齢者も、実は頼りにしています。3日目に紹介したホテルや旅館の床は、点字ブロックの替わりに素材の違う石などを用いて、感触で方向を示す美しいUDの例です。傍目にはまったくわからないのに、ニーズのある人にはきちんと使えるようにできているのです。

障害者専用でないといけないのは、駐車場です。障害者はここしか使えませんし、長い時間占有するものですから、障害者以外は決して停めてはいけません。海外では大変に高い罰金をとられます。人間の尊厳を無視した卑劣な行為とみなされるのです。日本では車椅子ステッカーが無秩序に販売されていますが、文化国家にあるまじきことです。ここの読者は絶対に悪用しないでください。

障害者用トイレは、基本的に誰でも使っていいと思います。あまり使用頻度が少ないと、変質者が寝泊りしたりして却って不都合も起きます。子連れも大きな荷物の人も、どんどん使うべきです。ただ、車椅子やベビーカーのユーザーは、できるだけ優先させてください。私はあまり急がないときは、普通のトイレでも、高齢者や小さな子供連れには順番を譲るようにしています。ニーズの大きな人には気を配る。人間として当たり前のことだと思います。

シルバーシートも同じです。空いていれば座っていいのです。でも、ニーズのありそうな人がそばに来たら、笑顔で譲りましょう。たとえシルバーシートでなくても同じですよね。結構ですと言われたら、また笑顔であっさり座るだけです。

こういった、人間は社会の中でどう行動すべきかという教育が、日本ではほとんど見られなくなってしまいました。韓国では自分より年上の人には席を譲ります。アメリカでは男性はたいていの場合、女性に席を譲ります。イギリスでは5歳の男の子に「マダム、プリーズ」と立派に席を譲られて、紳士教育! と感動したことがあります。妊産婦や高齢女性を前に立たせて、若い男性がマンガを読んでいる日本の電車の光景は、世界にどう写っているのでしょう。

知らないこととはいえ、いつのまにか自分が加害者になっている。出会った事がないので気づかぬうちに差別的な発言をしている。東横インの社長発言は、他人事ではないなと思います。明日は、どうすれば、じゃあ、日本はもっとよくなるのか、御意見を下さい。

関根 千佳
ユーディット代表取締役社長
関根 千佳


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