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今週のテーマ会議番号:1820
「格差」が大きくなっていると思いますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年02月20日より
2006年02月24日まで
円卓会議とは

藤田正美
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講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
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格差は広がっていると考える人が圧倒的に多かった一週間でした。そして格差が固定するのでなければ、必ずし……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes やる気を削ぐのでは? (ごまちゃん・横浜市・パートナー有・41歳)
やはり、格差は広がっていると実感します。特に高齢者ではその差が明確になっているように思います。高額所得者への税率ですが、あまりに税率が高いとやる気を削ぐことになるのではないでしょうか。あるいは正当な報酬を得ても自分のものにならないとなると、「節税」という名の所得隠しなどが横行しそうな気がします。

yes 豊かな人が寄付で還元できるように (rabbitfoot・大阪・パートナー有・44歳)
良い教育を受けたほうが、成功のチャンスは増えると思うので、その意味では「お金」の格差が豊かさの格差につながり始めているように感じます。子どもに良い教育環境を与えてやりたいと思う親は、公立小中学校には期待できないので、共働きで母親が頑張ってでも塾の月謝などをやりくりしているのではないでしょうか。日本は累進課税で、成功して高収入の人から高い税金を取っていますが、アメリカのように寄付などで社会福祉のために還元してもらえるような制度を作るべきではないかと思います。

yes 格差がさらに仕組みをつくる (summerfield・東京パートナー有・)
政治を動かしている人は高収入の部類に入ると思います。その人たちに、生活が苦しいと思う状況になってしまった人の状況に思いを馳せることができるかどうか。病気、災害、事故など何かあった時に、頼れる社会の仕組みがしっかり機能するのであれば、こんなにみんなが漠然と不安を感じなくてすむのではないでしょうか。もしものときは、しっかりフォローされる、という国への信頼感があれば、税金に対する考え方も変わるでしょうし、格差ということがこんなにキーワードにならないのではないかと思います。

yes 機会の平等、結果の平等 (小林哲之・東京・パートナー有・38歳)
今の格差は、生まれた地方や学歴や会社の種類などで大きく開く傾向にあるのではないでしょうか。これに関しては、機会が均等に与えられていないことに起因すると思うので、義務教育は無料に、奨学金などはもっと整備されるべきだと思います。また、実力と努力を正当に評価する風土作りが必要だとも思います。一方、累進課税のような、結果を平均化しようとする仕組みは、これに逆行すると私は考えます。結果を平等化すると、結果的にモチベーションを下げることになるのではないでしょうか。

yes 格差はあって当たり前 (さらんさらん・愛媛・パートナー有・35歳)
格差がない社会の方が珍しいのではないかと思います。ただいわゆる「勝ち組」と言われてる人たちは、もっともっと社会の弱い人たちに目を向けるべきだと思います。所得の格差が広がっているのは事実なので、所得が一定以上の方たちは、もっと社会に還元すべきだと思います。格差があっても、社会全体が思いやりを持ってお互い助け合って生活できるのが理想です。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
本当の豊かさを求めて
格差は広がっていると考える人が圧倒的に多かった一週間でした。そして格差が固定するのでなければ、必ずしも格差拡大は悪いこととは言えないとお考えになる方も多かったように思います。

格差の拡大が自分の身の回りには見えないのだけれども、それは階層間の交流がなくなりつつある、つまり階層が固定化しつつあるからかもしれないという鋭い指摘もありました。

社会としては、ほどよい格差(競争をある程度促進するような格差)と、機会平等をできるだけ保証するような仕組み(たとえば教育にカネがかからないようにする)、そして弱者を救うためのセーフティネットが必要だということでは異論は少ないと思います。

税金の累進税率を上げることによる「格差の是正」つまり「所得再配分」については、積極的に支持する声がなかったのが印象的でした。闇雲に金持ちから税金を取れという言い方は、やはり現実的ではありません。

この問題と、現在のいわゆる「小さな政府」論とを組み合わせて考えるとどうなるでしょうか。「小さな政府」は無駄を徹底的に省いた政府と説明されていますが、実際には医療も含めた社会保障も削減対象になります。

何と言っても、社会保障は項目別に見れば、政府の予算でいちばん大きな割合を占めるからです。「大きな政府か小さな政府か」という問いかけをすればまず「小さな政府を」という答えがいちばん多いという気がしますが、これと今回の「格差」をかけ合わせると、ちょっと恐ろしい答えになります。

つまり「格差は広がり、セーフティネットは小さくなる」ということです。どうも「小さな政府がいい」という意見は、無駄な道路やら官僚の天下りやら、そういったイメージが強く入り込みすぎているような気がします。

僕自身はあまり民営化や自由化、そして競争促進という社会よりも、もう少しゆったりとした社会ができないのかなと思っています。バブル前だったらそんなことは夢のまた夢だったでしょうが、このバブル崩壊後の15年で、われわれ日本人はおカネやモノ以外の豊かさについて、多少学んできたのではないでしょうか。

一週間、熱心に投稿、投票してくださった方に感謝します。ありがとうございました。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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