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今週のテーマ
会議番号:1820
「格差」が大きくなっていると思いますか?
投票結果
92
8
1080票
91票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年02月20日より
2006年02月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
皆さんの投稿を拝見していると、「機会平等も今の日本では危うくなっている」ということのようですね。トリ……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
格差拡大は当然の結果 (ベンチャー・ママ・東京・パートナー無・42歳)
大学で教員をしていますが、最近は退学してフリーターになる学生が増えています。退学する学生に「30歳になってもフリーターじゃ、食べていけないでしょ。せめて大学は卒業して、きちんとした職に就かないと……」と諭しても、「30歳になってみないとわからない」だそうです。必要なときに必要な努力をしない人は、結局、低所得者になるわけで、そのような人々が増えたからといって「格差拡大は問題だ」と考える必要はないと思います。
選べない環境 (こばま・愛知・パートナー有・34歳)
小さな田舎町に住んでいると、経済的にも環境的にも私立の小学校・中学校に通い、よりよい教育を受けさせることは難しいのです。スポーツや芸術に関することもチャンスを与えてやれないことが多いように感じます。少しレベルの高い習い事をさせようとすれば、何時間もかけて通わなければならないのです。努力すれば、なんとかなるでしょうが、明らかに環境に恵まれている子どもとは、すでに「選ぶ」チャンスが少ないと思います。経済的・地域間の格差を感じます。
チャンスが平等にあるとよい (masako11)
私の友人は、金銭面で苦しく、子どもに習い事をさせることができないと言っていました。金銭面が理由で、子ども同士でも格差が出るのは可愛そうに思います。また、最近、人気のフィギュアスケートでは、娘にスケートをやらせたい、という親が増えているそうですが、レッスン料は高額で、普通の会社員の家庭では、払える額ではないとか……。もしかすると、もっと才能がある子どもがいるかもしれないのに、残念に思います。平等にチャンスがあるといいのですが。
若者の働き方から、予感する格差 (hk・愛知パートナー有・)
サービス業に従事しています。周りではどんどん正社員が減って、パートばかりになっていきます。 気になるのは、学校を出ても正社員になれずにアルバイトを続けざるを得ない若者たちです。今のサービス業は競争が激しくて、パートの社会保険料負担を抑えるため、ひとりの時間数を減らして人数を増やす傾向にあります。 年収100万円台の若者の未来はどうなるのでしょうか?(掛け持ちしても300万に届きません。)
格差は広がっている気がします (YAEpon・東京・パートナー有・35歳)
残念ながら格差は広がっていると思います。子どもに教育費をかけている(かけられる)家庭とそうではない家庭では、子どもたちにもその感覚があるようです。「あいつの家は貧乏だ」とか「金持でいいな」とかあるそうです。その事をバネに努力・向上してくれれば良いのですが、行動を起こす前からあきらめてる感じが伝わるので残念です。
4日目の円卓会議の議論は...
あなたは米国派? それとも北欧派?
皆さんの投稿を拝見していると、「機会平等も今の日本では危うくなっている」ということのようですね。トリノ・オリンピックのスピードスケートで優勝したアメリカの黒人選手がこういっていました。「スケートはカネのかかる競技。だから黒人はバスケットをやるんだ」
機会平等、自由競争を標榜するアメリカの「階級社会」を感じさせる一言でした。ただアメリカの場合は、こうした状況が悪くなっているのか、それとも多少はよくなっているのか、その判断はむずかしいと言えます。
一昔前のアメリカは社会の階層(往々にして人種と重なっている)によってほとんど不可能なスポーツもありました。ゴルフもその一つで、タイガー・ウッズの前に黒人プロゴルファー1人しかいなかったと思います。ここにはゴルフがカネのかかるスポーツであることも影を落としているでしょう。ただアメリカでは、貧富の格差が広がっていることは統計的に裏付けられていますし、貧困層に占める黒人やヒスパニックの比率が高いということも事実です。
日本ではアメリカほど人種問題が大きいわけではありません。少なくとも表面的にはほとんどないと言ってもいいぐらいです。だから「階級社会」的なものもまだあんまり顔を出していません。
しかし小泉内閣になって、日本の社会がよりアメリカ的になろうとしていることは事実だと思います。ということは、所得格差がやがて階級社会になり、今よりもさらに機会不平等がひどくなっていくというシナリオになる可能性が高くなるということでしょうか。
その一方で、社会としてのダイナミクスはアメリカのほうが高いと言えます。だから起業にしても、あるいは発明などにしても、いまはアメリカのほうがはるかに先を行っています。
そういった活力はどこから来るのでしょうか。それは競争社会であることが大きく影響しているでしょう。競争して勝てば報酬が得られるのです。競争することは階層の流動性を高める(つまり上に上がることが可能)にもつながります。
アメリカ型の競争社会を望むのか、それとももう少し社会のセーフティネット(安全網)を意識したヨーロッパ型社会(その究極の形がスウェーデンです)を目指すのか、私たちはどうやらその岐路に立たされているように思えます。
もう少し言葉を換えれば、所得再配分による所得格差の是正をどうするのかということでもあります。是正の程度が小さいアメリカ、是正の程度が大きいヨーロッパ(とりわけ北欧)のどちらになろうとしているのでしょうか。後世の歴史家は、この時代の日本をとらえて、アメリカ型へ大きく舵を切った転換点と呼ぶかもしれません。
所得格差をできるだけ是正するために金持ちの税率を今よりも高めるべきでしょうか。それともあまり高めるべきではないと思われるでしょうか。日本はかつて所得税の最高税率70%でしたが、今では半分程度になっています。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「貧富の差の拡大を感じますか?」
貧富の差は昔からあったのですが、昔は今と違って……。
「子ども社会にも「勝ち、負け」はある?」
子ども・若者が希望を持てる社会をつくるために。
「お金持ちの人を羨ましいと思う?」
作家、村上龍さんが問い掛けます。
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