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今週のテーマ会議番号:1746
できちゃった結婚は定着した結婚のスタイル?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2005年10月31日より
2005年11月04日まで
円卓会議とは

古荘純一
プロフィール
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
円卓会議議長一覧
「できちゃった結婚」は、そのまま解釈すれば、女性は妻となると同時に母親になること、男性は夫となると同……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 自覚が必要 (songae・32歳)
結婚というより一緒に暮らすことを考えている2人には自分たちの家族生活のスタートとしていいきっかけになると思います。なぜなら日本においても好きあっている人たちの婚前性交渉が自然になってきているから無理に一緒に住む=結婚? をする必要性がないからだと思います。ただ抱き合う限りは子どもをつくる行為であることを自覚してほしいと思います。付き合っている女性が10カ月後お母さんに、男性がお父さんになることはそのときの自分たちの結果なのですから。私は子どもは社会で育てる意識が必要と思っているので、少子化が言われている今フランスだったでしょうか、望まれずに生まれた子をすぐに養子に出せるような制度もいいアイデアだと思います。

yes 合理的なのでは (carnivalcandy・パートナー無・31歳)
正直なところ働いていて、1年の仕事の流れをつかんでいて、中期的な5〜6年くらいの仕事の量をつかんでいる立場になると、結婚・転勤・出産を比較的忙しくない時期にリンクさせるのはなかなか難しい。できちゃった結婚の方が「先に出産予定日が決まっていて、それに合わせないといけない」という逆算法で日程を組めて合理的に進むような気がします。もしかしたら仕事をあきらめなければならないような局面になっているかもしれないけど、そんなこと考えていたら、なんだか出産を諦めなければならないような気がして、いわゆる「きっかけ」としてはありなんじゃないかと思います。しかも、これだけ増えれば定着したことになるんじゃないでしょうか。それが個人の考えとして「受け入れられる」か「受け入れられないか」だと思います。

yes 家庭の中でもっと話し合いを (ぺり・佐賀・パートナー無・23歳)
私自身は、貯金もそんなにないし、仕事にもやっと慣れた頃で、今妊娠してしまったらパニックになると思います。おそらく親も絶句するでしょう。私は親と結婚や妊娠について、話したことがありません。もっと気軽に話ができればと思うのですが、今までまったくそのような話題に触れてこなかったせいか、お互い言い出しづらい雰囲気があります。家庭の中で、結婚や妊娠についての話をすることは、実はかなり重要なのではないかと思います。

yes ライフスタイルが確立されてしまうと (tsukisan・青森・パートナー無・42歳)
ある程度の年齢に達すると、愛だの恋だのだけじゃ結婚なんかしないと思います。仕事上の責任も出てきて、それなりに収入も安定してきて、個人のライフスタイルも確立されてくると、1人でもなんの不自由もないし、子どもでもできない限り結婚はしないでしょう。私の場合ですが。

yes 「子どもはまだ?」と聞かれ続け (しんまま・兵庫パートナー有・)
私は、なかなか子どもができず、「子どもはまだ?」という質問にうんざりだったので、今度生まれ変わったら、できちゃった結婚がいいです。

yes 子どものことを考えているのであれば (杞紗・広島・パートナー無・36歳)
できちゃった婚であっても、結婚する2人が充分に話し合って決めた結婚であればよいのでは? と思います。その場の勢いだけでなく、産まれてくる子どもの事などしっかりとした考えがあれば、それでよいと思います。好きな人と一緒にいて、妊娠すると言う事は自然な事ではないかと思います。素直に「おめでとう」と言ってあげたいです。他国では、婚前に同棲することも相手をより理解するために、ごく自然な事と言う国もあります。いろいろな人がいて、いろいろな結婚のスタイルがあってもよいと思います。

no 企業にも問題が (ラブチャイルド)
婚外子を産む女性には育児休職ができない企業があったりする社会が問題。それを変えるべきだと思います。

no 肯定か否定か (SINO・千葉・パートナー有・54歳)
よく聞きますが、定着しているとは思いたくないというのが心情です。親の身勝手なのかもしれませんが、世間体が悪いとか、生活はどうするのかとか、いろいろな問題点がすぐに浮かんできます。世間体という事で言えば、返ってくる反応は「今は、多いものね」だろうと思います。肯定か否定かハッキリしないので、親の立場としては、居心地の悪い思いをすることになると思うのです。それで、できたら避けて欲しい状態といえます。しかし、生まれてきた子どもは可愛いだろうと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
子どもを持つことに対する、女性と男性の意識の差
「できちゃった結婚」は、そのまま解釈すれば、女性は妻となると同時に母親になること、男性は夫となると同時に父親になることです。女性は、同時に獲得しなければならない2つの役割に対応できるのですが、男性は女性に比較すると簡単にはできません。私見ですが、男性が父親になることは簡単ではない、社会的に脆弱な存在であると思います。女性は家庭で、子どもと同時に夫の面倒を見るということになりかねません。できちゃった結婚であっても、実質夫婦と同様の信頼関係ができていれば問題はないでしょう。その場合は男女とも父親・母親になることを考えればよいのですから。逆に、結婚→妊娠のステップを踏んでいても、お互いの信頼関係が築かれていない、男性の幼児性が残っているとしたら、女性には大変な負担だと思います。
もう1つの問題は、出産は2人だけの問題ではなく、同時に子どもの人生の始まりであることです。互いの信頼関係が築けない、もしくは破綻して、離婚する運命になった場合、子どもの問題は重大です。子どもが幼少の時の離婚は、子どもに少なからず負の影響を残します。先日、文部科学省がキレル子どもについての調査報告を行い、行動を抑制する能力を獲得するには5歳までの愛着が重要との指摘がありました。このことから、幼児期に夫婦が離婚する場合は、子どもの発育、愛着形成に悪い影響を与えないように努力しなければなりません。夫婦の問題と親子の問題はきちんと区別する。子どもができたらその自覚が必要だと思います。
少子化の問題で、行政は女性の出産を手放しで歓迎する風潮にあると思います。しかし育児に金銭的補助を行うだけでは実効性が乏しく、そのことに気づいた女性は、子どもを産むことを躊躇しています。「婚外子を産む女性には育児休職ができない」という意見はその典型でしょう。一方、若年タイプのできちゃった結婚が増加し、子育てに苦労する若者が増えているのではないでしょうか。配偶者間暴力が存在するにも関わらず、何人も子どもを持っているカップルに遭遇し愕然とすることもあります。性急な少子化の対策と、現実の歪みがあると考えています。女性は、父親になりきれない男性に見切りをつけて1人で子育てを行う覚悟を持っています。少子化は、父親になりきれない男性の責任も大きいのではないかと思います。
今回のテーマは、必ずしも専門分野というわけではなく、ある意味で挑戦でした。しかし、皆様の柔軟性かつ積極性の感じられる貴重な意見をいただき大変参考になりました。1週間本当にありがとうございました。

古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
古荘純一


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