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今週のテーマ
会議番号:1742
個人情報保護はうまく進んでいると思う?
投票結果
9
91
85票
902票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年10月31日より
2005年11月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
竹田圭吾 『ニューズウィーク日本版』編集長
世の中全体が個人情報保護に過敏になりすぎているのでは、という観点からいろいろ考えてきました。最後に気……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
試行錯誤しながら (junno・神奈川・パートナー有・35歳)
法も施行されたばかりで、まだ、みな対処する術を持ち合わせていないので混乱が生じていますが、これから徐々に整理されていくのではないでしょうか。これまで個人情報の大切さや怖さが十分に認識されていなかったのが、みんなが考えるようになってよかったと思います。試行錯誤しながらあるべき形になっていくことを期待しています。
少しずつではありますが (Noliko・神奈川・パートナー有・29歳)
個人情報保護は、うまくいっていると思います。今年法律が施行されてから、少しずつですが周りの環境に変化が表れてきました。私の会社は、プライバシーマークの取得に向けて、ただ今申請中です。仕事上で個人情報を扱う場合には厳密に扱うよう、規定で定められました。会社近くのコーヒーショップではスタンプカードの個人情報記入欄が廃止になったり、雑誌のアンケート用ハガキや通信販売の申し込み用ハガキでは、個人情報を保護するためのシールが付くようになったり、それ以外にも目に見える形で変化が見られます。もちろん、個人情報が漏えいするというニュースもよく耳にするので現状で充分だとは思いませんが、少なくとも「何が個人情報で、何が個人情報じゃないか」ということを意識するようになったという意味では、うまくいっていると思います。
必要以上の情報 (coffee・埼玉・パートナー有・33歳)
教育現場で仕事をしているので、痛切に感じます。やはり連絡網などはまったく作成していませんが、それより「個人情報保護商法」とでも言うのでしょうか、連日セミナーを受けろとかソフトを導入しろなどと、かなり強引な売り込みがあります。また、予防線を張っていろいろな対策を立てているうちに、担当者が精神的に参ってしまっているような状況です。まだ問題は起きていませんが、担当にされた人にとっては、いつ起こるかわからない事件に対して日々悩んでいるようで、とても見ていられません。こんなに必要なものでしょうか? 情報過多の世の中で生き抜くために、自分の情報は自分で守る教育を親がすることも必要なのではないでしょうか?
公開することで得ることも (kemkem・岡山・パートナー有・45歳)
このテーマで個人情報保護法の重要性を認識しました。我が家は共働きで子どもは鍵っ子でした。よく鍵を忘れ玄関でしょぼくれているのを近所の人が見つけて、私の帰宅まで家で過ごさせてくれていました。これはうちが共働きだということを周囲の人が知っているからです。それを悪用して留守宅に侵入しようとする人がいるかもしれませんが、近所の人の目があればそれも未然に防ぐことができるでしょう。個人情報を公開することでリスクも発生しますが、得られるものも大きいと思います。私達が住みたいのは情報が公開された社会か、公開されていない社会か、その中で暮らしていくための作法は何か、もっと世論を盛り上げて見つけなくてはなりませんね!
机の上に置きっぱなし (noruru・パートナー無・35歳)
まったく上手くいっているとは思えません。仕事のことでいえば、「個人情報だから」の理由で書類を重要扱いにしながら、離席時に机の上に置きっ放しになっていたり、業務用書類の印刷物への顧客名の印刷を中止したために契約内容の照合に手間取るようになったり……。自分自身のことでいえば、相変わらずさまざまな場所からダイレクトメールが届いたりするので。
格差を感じます (りおちゃん・埼玉・パートナー無・40歳)
個人情報保護については金融機関に勤めている関係で、厳しいです。ただ、どうしても現実と規程との格差や温度差を感じてしまいます。日常生活においても個人情報保護が徹底されていない部分はまだまだ多いようです。基本的に個人や会社団体がどこまで、セキュリティを真摯に考えるかですが、法律も具体的な現実を見つめての施行が必要かもしれません。
5日目の円卓会議の議論は...
保護だけではなく、共有や使用方法についても考えていくこと
世の中全体が個人情報保護に過敏になりすぎているのでは、という観点からいろいろ考えてきました。最後に気にしておきたいのは、テクノロジーとシステムの問題です。個人情報はこの先どんな形で使われるようになる可能性があるか、ということです。
今の個人情報保護法は、パソコンやネットが普及した環境を前提に考えられてはいます。ありとあらゆるデータが手軽に収集・蓄積・伝送できる環境です。それこそが過剰反応を生み出す原因の1つなのですが、テクノロジーが進化すればするほど、情報漏洩のリスク、悪用された場合の被害が大きくなることは確かです。今年6月、100万枚以上のカード情報が流出して大騒ぎになったアメリカでは、盗んだ情報で本人になりすまし、無断で住宅ローンを組まれたり、勝手に婚姻届を出されてしまうケースまで出てきています。
もう1つは、個人情報を国家規模で管理するシステムの存在です。2年前に本格稼働した住民基本台帳ネットワークは、いわゆる国民総背番号制の将来的な導入を視野においたものとも指摘されています。国民総背番号制は全国民に11ケタの識別番号を割り振り、それをもとに納税や社会保障などの行政手続きを管理しようというものです。行政事務の効率化や性犯罪者の監視、脱税者の追及などに効果を発揮するものとみられていますが、個人情報を国が管理することを不安視する人もたくさんいます。
アメリカや韓国、スウェーデンなどではすでに同様のシステムが導入されており、また欧州の一部の国では識別番号や性別、生年月日などだけでなく、目の虹彩や指紋まで記憶させたカードを国民全員に配る計画まで持ち上がっているといいます。ありとあらゆる個人情報を国家が一元管理するというのは、個人の人権や自由が国家にすべて握られてしまうことと同義です。それを、犯罪者や不審者が逃げも隠れもできない安心な社会と考えるか、生き方や思想までしばられかねない窮屈な社会の入り口と考えるかによって、どこまで賛成できるかは意見が分かれるところでしょう。
そうしたテクノロジーやシステムの問題がこの先に横たわっているからこそ、個人情報と聞いてただ身構えるのではなく、どこまで共有し、どんな形で使っていくことがベターなのかを日頃から意識する習慣を今からつけておくことが大切ではないかと思うのです。kemkemさんが書いておられるように、個人情報を公開することでリスクも発生しますが、得られるものも大きいということを忘れない。それが大事なのではないでしょうか。
竹田圭吾
『ニューズウィーク日本版』編集長
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