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本当は一人でギターを弾いているのに、ステージにもう一人ギタリストがいてパーカッショニストもいるんじゃないか……。そんなふうに聴こえてしまう独特の演奏で人気のスーパーギタリスト、押尾コータロー。そして、南米の民族楽器「サンポーニャ」や「ケーナ」を演奏する、瀬木貴将。この二人のステージも息がピッタリで、聴きごたえ十分でした。
押尾コータローは、ギターをパーカッションのように叩いてリズムを刻みながら、ときに弾ける音、ときに繊細な音色を聴かせてくれます。一方、瀬木貴将が全身から息を絞り出すように熱く奏でるサンポーニャは、風の音や鳥のさえずり、木々のざわめき、こだまする声のよう……。両者の音色が重なり合い、そこから、あたたかい生命力のような何かが紡ぎ出されました。
気持ちにスッと染み込んでくるようなオーガニックな音楽は、いつ聴いても心地よいものです。
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東芝EMI Music Talks 2003 Autumn
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