ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第84回 金子 奈緒さん

84 |
金子 奈緒さん
|
|
|
自分で原稿を書くんです
- 佐々木
コンテストについてですが、朗読部門は想像がつきますが、アナウンス部門は、朗読でなくて、何をするんですか?
- 金子
それはね、自分で原稿を書くんです。朗読は、決められた朗読作品が、例えばいくつかあるんですね。それこそ、有名どころから海外の文学物まで、5作品だったかな。古典も確か入っていたんですよ、1個、毎年。そのなかから、自分で抜粋して、読むところを選ぶんですね。1分50秒以上2分以内っていうところを切って。で、アナウンスは、1分20秒以上30秒以内っていうところで原稿を書く。
- 佐々木
何を書いたんですか?
- 金子
一応、校内放送が想定になっているので、「おはようございます」って、例えば「リサイクル運動があるんですけど、協力してください」という感じでした。もっとちゃんと書きますけど、そういうことを書いたり、自分でやっていましたね。その時から、あまり、決められたものを、皆が同じ文章を読むっていうよりかは、自分で書いた方が楽しかったので、アナウンスを選んだだけなんですけどね。
- 佐々木
でも、書くのは、まずそこで力量が問われますものね。
- 金子
だから、ちょっと皆と違って、毎年ね、私が読むと、「あはは」って、皆。
- 佐々木
笑うの? 工夫したんだ。
- 金子
何か、いきなり、ことわざとか入れたり。その頃から、そういうのは、すごく捻ってやっていましたね。
- 佐々木
へえ。そういう知恵は、どこで覚えたんですか?
- 金子
もちろん、先輩と顧問の先生からの指導というか、コツとかあるので。「出るからには勝たなきゃ」みたいな(笑)、……「戦いか!?」みたいな感じなんですけどね(笑)。そうやっていましたね、当時から。
3/29
|
 |
|
|