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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第82回 丹下 一さん

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82
俳優・演出 「迦樓羅舎」代表
丹下 一さん

ポーランドとの感激の出会い

丹下

はい。元々ポーランドっていうのは演劇のメッカで、アートの国で、前衛演劇の世界ではポーランドって特別な聖地だったんです。

20世紀を代表する2人の演出家、「今の現代演劇はこの2人がいなかったらできなかった」と言われている、グロトフスキとカントル。グロトフスキは「持たざる演劇」というのを提唱して、「俳優がそこにいて演技することで、舞台が砂漠になったり王宮になったりする。俳優の身体があれば全部できる。装置も衣装も要らないんだ」と。その俳優の訓練法を生み出した演出家。

それからもう一人が、タデウシュ・カントル。演劇そのものの概念をまったく変えてしまった。演出家が舞台に立って、その場で指揮をしながら修正もして続いていくという演出。もう2人とも亡くなったんですけど。

2人についてのジョークがあって「20世紀最大の演出家3人をあげろ」と言うと、ほとんどすべての世界の演出家が、「まずグロトフスキとカントル」と言う。で「もう1人は?」って聞くと、「自分だ」って言う(笑)。そんなジョークがあるくらい、世界中の濃い演出家達が、「カントルとグロトフスキがいなかったら、僕は、今こうしていない」と認めている。

その2人ともがポーランド人。それで、過去のポーランドの非常に厳しい体制の中で、演劇作品を作り続けた人達なんです。で、憧れが強くあったんです。そうしたら、ある日、なんとポーランド大使が舞台を観に来てくれるじゃありませんか。

佐々木

いつ頃のことですか?

丹下

1995年、34歳ぐらいのとき。それで、「素晴らしいからうちの国でもやりませんか?」って言ってくれたんですよ。

佐々木

それは感激!

丹下

感動、大感動ですよ、もう(笑)。しかも、その方がヘンリック・リプシッツさんといって、今、ワルシャワ大学にお戻りになって教授をなさってるんですけど、早稲田大学に留学したことがあって、卒論の先生が同じだったんですよ。もう、行くしかないじゃないですか。

ポーランドに関しては、当時のストライプハウス美術館が全面的にサポートしてくれて。とにかく「下見に行きます」と言って、行ったんです、ポーランドまで、遠路はるばる。それでいろいろと人を紹介していただいて。すると、まるでわらしべ長者のように、次から次へと出会いがあるんです。そして、あれよあれよという間に、「じゃあ、来年の演劇祭に出ませんか?」と招待状が来て、国際交流基金さんが「些少ですが」と言ってお金を下さって、行ったんですよ。信じられないですよね、8カ月後には、もう、ポーランドツアーしてたんです。

佐々木

何人で行くんですか? そういったものは。

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